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HEY JUDE





今日の紹介はジュードジオブスキュア2015年の1番花

下は開花が始まった頃の花

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植栽位置は下の写真の丁度真ん中辺り
黄色いバラが見える部分(まだ開花は始まったばかりの頃)

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半日陰で育てたり伸ばすと良い感じに俯くようだが我が家では真っ直ぐ上を向いて咲く
花の纏まっている場所は結構な高さで上手く撮影できないのでもう少し俯いてくれると嬉しいのだが・・・
高性の薔薇は少し俯くくらいがちょうど良い
(ちなみにうしろに見える黄色い薔薇はグラハム)
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我が家では一応ポール仕立てにして育てているが
ジュードはシュートが固く曲がりがきつい誘引には向いてない
ポールに巻いていると言うよりも支えている感じが強い誘引になっている
昨年の春に無理して曲げようと思ったら太いシュートが縦に真っ二つに裂けてしまった。涙
開花したから良かったものの1番太いシュートだったので焦った。
育ててみた感じ、この薔薇は壁面の一部かフェンスなどの
緩やかに枝を曲げて這わせる誘引が向いていると思う


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記事の最初の写真の花が咲き進んだところ
黄色~カラシ色の蕾からアプリコットに変わり
その後ピンク色にほのかに色付き何とも言えない絶妙な色合いになる

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花付きの良い品種でもないが三輪~五輪くらいの房咲きになる

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この薔薇もジュビリーセレブレーションの同じく薔薇栽培を始めハマり始めた頃に迎えた
イングリッシュローズとしては初期に集めた品種で
イングリッシュローズ屈指の濃厚な香り、ただ強い香りなだけでなく香りの質も非常に良いと思う
ディープカップの花はそれまでの薔薇の概念を崩すかのような色合い
どの性質にも驚くと共に非常に感動した薔薇の一つだ

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本来日差しや雨による花傷みの少ない品種だが
我が家のジュードは上を向いて咲くので、雨が降って暫くすると花弁が茶色くなってしまうことが有る

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ジュードを育てている方なら写真を見ただけで香ってきそうな気がするだろう
そのくらいしっかり香る品種だ
下の開き具合くらいか少し花弁が緩んだくらいに1番香ってくれる
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気持ちよさそうに日差しを受けるジュード

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迎えた年に根が動いてから移植してしまい
その年は夏くらいになって三輪しか咲かなかった
でもその一輪一輪に感動しとても嬉しかったことを覚えている

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この薔薇はそんなに花弁が多く無いのに蕾が緩むまで時間のかかる薔薇だと思う
昨年の1番花の時期は異常な低温にERがポツリポツリと開花しパッとしない年だったが
このジュードも同じようにゆっくりと開花し、見頃が無いまま気が付くと半分の開花は終わっており
咲けない蕾が半分位残ってしまうという変な開花だった
元々一斉開花するような品種でもないが、ERにこの状態が多く昨年は非常に萎えてしまった
途中で記事を書くのに萎えてしまったのも昨年は株が大きくなったのに
開花は良くなかったと書かざる負えない事が嫌だったのも有る
ただ異常な高温と酷い日差しで一気に開いてチリチリになってしまうのも考えものなのである
薔薇の開花時期というのはどうしても季節の変わり目に当ってしまうので
気候が安定しないのが辛いところである、秋バラも雹が降ったり散々だったし(笑)


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耐寒性は悪くないが毎年長く伸びたシュートの先の方は少し凍害が出ている
葉は大きめの半照り葉で耐病性は高い方だと思う、病気で困ったことはない(薬剤散布有り)

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我が家ではやたら伸びる事は無いが凍害の出ない土地ならば結構大きくなるだろう
このジュードは短くすれば花は上を向くだろうから無理に長く伸ばして育てずブッシュのように育てても良いのだろう

ツル扱いのERじゃなくても誘引すると伸びると載っている品種はよく伸びる
セプタードアイルなんか昨年4m近く伸びたシュートもあるくらいだ
これでは暖地ではどんなことになるだろうかと思ってしまう
ただこれは4mの壁面をカバー出来ると言う意味ではない
ただそれも育て方なのか品種のせいなのかそれぞれでヤングリシダスのように
もう少し伸びるかと思ったら伸びなかったなんて品種もあるから難しい(笑)
ERはオールドの血が入っている事も多く樹高の表記は有って無いようなものの事が多くある

その点HTやFLなんかは樹高表記がわりと合っている
アイスバーグや以前有ったパパメイアン、ピースなど
冬剪定で樹高を短くしたとしても1番花こそ樹高は低いが
その後夏剪定をし秋までにはネットや本で載っている最終樹高でしっかり止まる感じだった
今現在アイスバーグは所有しているが、秋までにしっかり1.4m前後になっている
ERの場合ブッシュのようでもツル性が強いと同じようにピンチしても
ピンチしたところからビヨ~ンとウンmも伸びてしまう事もあるのだ(笑)


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我が家では欠かすことの出来ない愛らしい香りの薔薇
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日中殆ど庭に居ない僕はジュードを一輪手で摘み取って
車に乗せて香りを楽しみながら(異常にスーハーしながら)通勤していた
もちろん帰り車に乗り込むとシナシナカリカリになってしまっているが
栽培している者にだけ許されたちょっとした贅沢(笑)
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by tsukiiro2613 | 2016-01-09 18:57 | ジュードジオブスキュア
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