終わりの始まり



今日やっと庭の冬囲いの作業が終わった
長かった~(笑)

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以前から伝えてた通り今年はつるバラやシュラブの長く伸びるバラは地面にほぼ横倒しにしている
よってかなりスッキリした感じに見えていることだろう
ちなみにセプ子は初めてのお使いならぬ今年初めての越冬経験!(笑)

下は昨年の冬囲いの様子
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背丈の有る薔薇は雪に埋まるであろう高さで途中で曲げてある
でもこれは実は積雪地帯では結構な自殺行為である(笑)
基本的に冬囲いは雪圧がかからないよう縦に細長くしてのしかかる雪の重みを受けないようにするのが普通だ
枝を絞って表面積は少なくしているが、それでも枝を立てて点で受けるのと横で線で受けるのには かかる雪圧に大きな差が出る
雪の多い年は吹雪で吹き込んだ雪が曲げたシュートの高さの更に上に1mも積もる
その雪圧に耐えるべく 下からつっかえたり 上から引っ張ったりこれは大変だった(笑)

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今年は上の写真よりも更に限界まで倒したが 株元が折れやしないか心配で頑丈に養生している
根元からベタっと寝るわけではないので結局昨年と同じように 株元から中間まで弓なりになった部分を守る事に時間を費やした
昔バラの苗を迎えて土に横倒しにしていたら春に枝が黒く腐っていたので 土の上に寝かせるのはちょっと抵抗あったが
そもそもそれは苗の問題だったと今となっては思う、それにネットで巻いているので直接土に付くこともないだろう

結局冬囲いを簡略化したいなんて言いながら昨年とほぼ同じだけ越冬の準備に時間を費やしてしまった(笑)
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上の画像はまた今日のもの
午前中に終わらせることが出来たが 昼まで晴れていてとても良い天気だったのに
午後からは土砂降り、今日だけは天候が味方してくれたようだ(笑)

写真で見える囲いには実はそんなに時間が掛かってない、時間が掛かるっているのは見えない部分だったりする
札幌辺りだと凍害だけではなく雪圧からも守らなければならない大変な作業だ

ちなみに何の事か解らない方の為に2013から2014年の庭の様子
多い時はまだ積もる(笑)
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ただ積雪地帯では雪圧にさえ耐えられるよう囲えば 最高の防寒材の雪の中で薔薇を眠りにつかせることが出来る
しかし昨年 一昨年と予想していた積雪量を大きく下回り 囲いの高さの設定は失敗に終わる・・・あんなに頑張ったのに。涙


さて冬囲いが終わったので施肥についても触れておこう
ちなみにここに書くのはただの自論です

毎年春に寒肥に当たる施肥を行うのが北海道では当たり前だが
積雪が無くなる4月に施肥を行って薔薇が伸びだすのは5月から、開花は6月
さてこの短い期間でちゃんと肥料は分解されているのだろうか?と疑問に思ったのが始まり
肥料は発酵と記載されているのが当たり前だが別にすぐに根が直接それを吸って効くわけではない
化学肥料のように成分だけならそれを根が受ける取る事は出来るだろうが
実際は分解されてからだろう

以前は穴を掘って肥料と堆肥を混ぜて与えていたが
開花の頃に近くを掘った際に肥料を埋めた部分を掘り返してしまった
すると物凄い匂いを発した固形油粕や骨粉が出てきたのだった
この時に分解されてちゃんと肥効が出るまでには結構な時間が必要だろうと思った
秋の終わりに施肥を行って 寒い時期にゆっくりと分解させることにしたのだった(囲ってからだと出来ない)

もちろん生育が止まる前に寒肥をやる事は逆効果
北海道では夏以降肥料を与えると冬までに固まらない柔らかいシュートが出てしまい 凍害が出る可能性が高くなる
秋の終わりと言ってもバラの動きが止まっていれば肥料を吸って伸びる事はないので
必ず薔薇の成長が止まってから行うようにしている

しかしこの秋の終わりの施肥と春の施肥に大きな違いが有ったかといえばそうでもない(笑)
四季咲きは殆ど違いがわからなかった
しかし一季咲きは違ったように思う、今年は房咲きが多く
例年開花後少ししてから伸びだすシュートが開花後すぐ、もしくは開花中にもビュンビュンシュートが出ていた
・・まあ開花中のは良い事では無いが その後も勢い付いて成長していた
北海道では早ければ夏から肥料を切ってしまうので 翌年の肥料の残効というのが無い状態で
春の施肥からのスタートになる、場合によってはほぼ無施肥の状態から始まってしまう可能性もあるのではないだろうか
他に違う事が有るとすれば今年は春から出ていたウドン粉病が殆ど出なかった事が違うだろうか
株が充実したとか天候のせいと言われてしまえばそれまでだが


ただこの施肥というのは結構難しい
狭い植え込みに薔薇を植栽して大きくなると 例えボカシ肥でも株元に与えても 肥料を吸っている根はもうそこに無い事が多い
以前アーチのジェネラスガーデナーを移植した際には 毎年施肥していた場所には根が殆ど張ってなく
えらい遠くまで伸びていたのだった,それでも旺盛に伸びていたから良いのだが。汗
それにより昨年は下が土になっているレンガ敷を剥がしたり 敷石を剥がして その下にまで施肥していた

寒肥は秋の終わりに行う事にしたが
春の芽出しの頃にも即効性の肥料を使いたい気持ちが出てくる
IBでも良いのだが雨や灌水が無いと効き目が無い上に長く肥効が残るのが辛い所
タキイなんかで売っている液肥の希釈ノズルでも買おうかと思ってみたり

北海道では一番花以降は殆ど追肥が要らないのは助かる所ではある
僕は一番花の終わる少し前にお礼肥を施す

昨年は二番花の時期、お盆頃四季咲きに追肥したが、これはちょっと失敗だったと思った
今年の雪解け後にこれまで凍害の出なかった四季咲きに凍害が結構出た、追肥しなかったものは殆ど昨年と変わらずだった
前の冬は異例の降雪の少なさも凍害が出た要因だとは思うが、お盆頃に追肥してしまった事も凍害を多く出した要因かと思っている
これにより今年はお盆過ぎの追肥はやらず、その代わり越冬に有利に働くようカリ肥料を与えることにした
草木灰と微量要素のみのハイグリーンを混ぜたものを四季咲き一季咲きに関係なく施した

とこんな感じで年間の施肥は終わり
たいそうな事を書いているようだが ただの自論であり、自問自答しながら毎年少しずつ変えながら作業している
施肥はそんなに辛くない、殆どばら撒いてチョチョイと混ぜてるくらい
以前穴を掘って施肥していた時はモグラが大発生したのか?と思うほど異様な光景かつ体力的にも辛かったが(笑)


気が付けば長くなってしまった・・・
越冬なんて無縁の方すみません。汗




今日は最後の摘み忘れの薔薇を切り取った
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ホワイトメディランド


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そしてフランシスデュブリュイ

家の中で生けておいた、ホワイトメディランドは開くだろうかどデュブリュイはボーリングして終わりか・・
部屋の暖かさで香りが溢れ出してきた


越冬の作業はこれで終わり
ガーデンシーズンが終わり庭は眠りにつく
しかしこれは長く続く冬眠の始まりに過ぎないのだ
皆無事に春を迎えられますように




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by tsukiiro2613 | 2016-11-13 15:53 | 2016年の庭 | Comments(10)
Commented by Arietta at 2016-11-13 21:26 x
お疲れさま
大急ぎで冬囲い,春になったら天気予報を睨みながら囲いを外し,外したら寒の戻りでまた凍えてしまったり,或いは遅すぎると芽吹いてしまって誘引の時に芽をつぶしてしまったり,しかもどの作業も時間との闘いで大忙し,大変ですねえ。暖地で冬の暖かい日を選んでゆっくりと誘引を楽しんでやる,というのが羨ましいですね(時間があるなら誘引作業って楽しいんですけどね,羨んでもしょうのないことですが)。私のところは雪が少ないしもうしばらく作業できますが,雪国とはまた別の防寒作業もありますし,やはり11月は大忙しです。
施肥も北海道では一般のマニュアルは全く役に立たないから試行錯誤でやってみるしかないのでしょう。でもそれこそ北海道のバラ栽培の人達には参考になることでしょうね。
油粕や骨粉のような原材料的なものは素人には難しいですね。もう使われていないでしょうけど,有機メインの肥料やボカシならやり過ぎなければいつやってもそれほどひどいことにはならないような気がしています。ただ北海道では秋が短いから2番花の後はやめた方が無難なのですね(東京なんかだとお盆の後で2回は咲きますから必要なんでしょうねえ)。カリや微量要素だけというのは納得です。寒肥はどのみち低温では肥料は分解しないので自分の経験では冬の前でも後でもあまり違いがわかりません。ただ当地では11月など日射しの強い日があって妙に冬眠しにくいので春の方が無難かなというくらいで,これは微妙な気候によって違ってくるのでしょう。
Commented by tsukiiro2613 at 2016-11-13 22:01
Ariettaさん こんばんは。
コメントはついさっき入れてくださったようですね、たまたま覗いたら少し前でした(笑)
本当寒冷地というのは色々と急かさせるものですね、春におちおちしていたらあっという間に暖かくなってしまったり
こちらは今時期雪が積もってしまうと作業が出来なくなるので焦ってしまいます、寒いから早く終わらせてしまいたいという気持ちも強いですが(笑)
そちらも11月は大変なようですね、寒くなると思いますが頑張ってください。

北海道でのバラ栽培は仰るようにマニュアルは役に立たず、たまに本やネット上に載っている事すら自分でやってみて答えを出すような感じですね。汗
実は二番の頃の施肥はその前はやってなかったんですが、何処かでやっていると見たので試しにやってみたわけです(笑)
何事も経験ですね、やらなくていいと思います
ただ昨年の秋の花の方がやはりずっと多かったようです
低温で分解しないかどうかですが、積雪地帯の場合は地表面は0度程度で凍結してないことが多く
全く活動してないのかは解りませんが、秋にやることで真冬でも地表面は少しずつ溶けていますし、春先の雪解けと共に溶け出して効きすぎない程度に浸透してくれるのではとも思っています
元々養分は水分で溶け出して根から吸収されるので、早くからゆっくりと溶け出す方がより春から植物が使いやすいのではとの考えです
春から固形のままの肥料だと溶け出して作用するまでに時間がかかっているのではと思っての事です、施肥から伸びだすまでの時間があまりに短く効きだす頃には開花を迎えているなんて事も有るのではと。
ただAriettaさんの場所では積雪が無い寒冷地のようですから、そうなると冬季に乾燥する地帯だと予想されますので秋でも春でも同じ事になるかも知れませんね、ちょっとの雨に期待するか・・・面倒ですね(笑)



Commented by pecorinoniwa at 2016-11-13 22:23
つきいろさん こんばんは
今日は本当にお疲れ様でした 冬囲い終わりましたねっ
バンザイ \(^o^)/

今回の記事も勉強になりました
本に乗っている事が通用しない地域では いろいろやってみて
試行錯誤して自分のやり方を見つけていくんですね
私ももっとしっかり バラのこと見てあげなくては!
変化に気づいてあげれば いろんなやり方が思い浮かぶのかも知れないと
つきいろさんに教えて頂いた気がします ありがとうございます(*^^)

私も冬囲いや寒肥など施して 山ゴモリに行くのですが
結局冬にこの場所がどのくらいの積雪なのか 確認出来ないのが残念です
ただ春になって 「可哀そうな事をしたな」って思わないように
出来るだけしっかりやっていこうと思います(;'∀')

セプ子ちゃん 初めての越冬ですかっ
可愛い子には旅をさせよ♪ とは言いますが心配〜!
遠いお空からオバちゃんは セプ子ちゃんを応援していますからね〜(*^^*)
ガンバレ〜

Commented by YAN at 2016-11-15 02:24 x
こんばんは(^^)/

冬囲い完了されたんですね、ご苦労様でした<(_ _)>

僕も地面近くまで倒していますが、折れないか心配ですよね。もちろん支柱を立てて吊ったりしてるんですけど^^;

でもやはり、雪の上に出てるのとそうでないのとでは春先の被害が格段に違いますね。近頃は年末近くまでなかなか積もってくれないので、どうせ冬と諦めているので早く積もって欲しいですね(笑)

旭川は鷹栖が-10℃だったのでビックリしたんですが(||゜Д゜)今日釧路に移動して来ました、まだ帰れません~(ToT)
Commented by mamirin412 at 2016-11-15 20:39
冬囲いお疲れさまでした。やっとつきいろさんの薔薇たちも安心して眠りにつけますね(^.^)
毎年の冬囲いの様子を写真で見比べるのは北海道ならではでしょうか。
いろいろ試行錯誤されているのですね。今年の冬は雪や寒さはどうなんでしょうか?
凍害が出ないといいですね。

こちらでも寒肥は春にする人もいますが、私は12月に済ませてしまいます。
1月、2月は地面が凍って掘れないですし、3月になるとあっという間に気温が上がったりするので、自分的に12月が良いかなと思っています。
今年の冬は雪や寒さはどうなんでしょうね?
ああ冬のない国に行きたいなぁ!
Commented by tsukiiro2613 at 2016-11-17 21:16
> pecorinoniwaさん こんばんは。

有難うございます!(^ω^)
述べ何日だろう・・・大変でした毎年のことながら(笑)

そうなんですよね寒冷地のバラ栽培は情報がとても少ないんですよね
まあ寒冷地じゃなくても教科書だけじゃなく自分の庭に有った管理というのは必要なんでしょうけどね
ただ全く情報が無いわけではないので、色々知ったことを試したりちょっと変えてみたりの連続ですね(^ω^)
いえいえお礼を言われるような事はしてませんので、お庭の完成楽しみにしていますので頑張ってください。

ええ?まだ自宅の積雪量を知らないんですか?(笑)
う~んそれは誰かご家族にでも記録してもらうしかないですね(^ω^)
まあちゃんと育っていれば良いと思いますよ(笑)

そうなんですよ可愛い子には旅をさせと思いました、いつまでも甘やかしていては外で生きていけなくなりますからね!
今年は心を鬼にして、チラチラ見ながら越冬させます(笑)

Commented by tsukiiro2613 at 2016-11-17 21:27
> YANさん こんばんは。

有難うございます、YANさんこそ出張お疲れ様です(^ω^)

そうですよね寝かせるのは良いけど曲がりの部分が折れないか本当に心配なんですよね
寒さよりも予想するのが難しいのが雪圧ですよね
本当に雪の下と上では別世界ですよね、まあ結局こうするのが一番良かったんでしょうけど
実は薔薇を始めた頃に囲いごと押しつぶされて根元から二年目の株が折れた事があり、それ以降トラウマになったんですよね(笑)
まあアチラコチラでバラの土はフカフカフカフカと書かれているのでろくに締めなかったのも問題だったんでしょうけど(笑)

そうですね根雪はだいたい12月の中~後半ですね、まあ寒いですがその頃に凍害が出ているわけでも無さそうですけどね、でも気分的に心配ですよね
秘密兵器のタイベックシートですが、春先の暖気で早く芽が動いてしまわないかなども教えていただけたら嬉しく思います。(^ω^)

鷹栖で氷点下10°C!?やっぱり寒いんですね~・・釧路も寒そう。汗
にしてもこちらも寒いですが、来週はもっと冷えるようで・・・
運転や体調管理気をつけてくださいね~!


Commented by tsukiiro2613 at 2016-11-17 21:33
> mamirin412さん こんばんは。
有難うございます(^ω^)
そうですね、これで眠りにつけると思います、あとは忘れたところを早めに見つけて・・(笑)
確かにそう言われてみるとこういう囲いの仕方は積雪地帯ならではなのかもしれないですね!
え~っと今年の寒さや積雪量は僕も聞きたいくらいです、取り敢えず今年は今のところ例年になく寒くなってます。涙

マミリンさんも状態を見て自分なりの栽培方法を実践されているのですね(^ω^)
そちらは雪が殆ど降らないようですよね、でも氷点下10°Cにもなるのだから土はガチガチでしょうね
冬のない国ですか、僕もご一緒していいですかね?(笑)

Commented by jero at 2017-04-20 15:06 x
札幌在住です。雪解け後、穴を掘り寒肥としてお馬の堆肥と少量の有機肥料を入れました。今年は川合肥料のボカシ肥料を試したかったのですが、ずっと品切れで待ちきれず京成バラ園芸のボカシ万次郎を注文し本日届きました。バラの芽は現在1センチ程度です。つきいろさんは地植えのバラにボカシ肥料を施す時はどうやってますか?掘り返さず撒いて中耕する程度でいいでしょうか?先日の忌地現象の回答、ありがとうございました。大変参考になりました。
Commented by tsukiiro2613 at 2017-04-21 20:47
> jeroさん こんばんは。
札幌でしたよね、もちろん覚えていますよ!
川合肥料のはブラドミン5ですかね、ブラドミンは人気が有ったようですが僕が見ていた範囲では生産されなくなってしまったようです
僕は市販のボカシを使っていますが、仰るように中耕程度で終わらせます、ただリン肥を別で入れたい場合はく溶性の物が多いので(可溶性やく溶性は根の出す酸で溶ける肥料のこと、可溶性は特に)出来るだけ根の伸びる範囲に施肥したほうが良いと思います
ボカシ肥料を使うのは我が家のような庭の場合は施肥したい部分に別のものが植えてあったり何かが邪魔で穴を掘れない事態が発生しているからであって、施肥できる場所が有るのならボカシでも通常通り穴を掘って施肥する事をお勧めしますよ。
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