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そして父になる(バラの実生苗2)



10月1日の実生苗の記事の続きです
実生苗の記事は何か変化の有る時に撮影していたのでスマホと一眼の画像が混ざっています

5月6日頃発芽した苗が6月29日蕾が付き始める
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ちなみにこの間の記事で最後紹介したのは6月11日
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一番花の開花シーズンなので上から花弁が落ちてきている
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実生苗を育ててみるまで分からなかったがセプ子を育てて実生苗って四季咲きだとこんなに早く蕾が付くんだと驚いた
今回も四季咲き性は備わっているようなので発芽後すぐに蕾を付けてくれた
(7月1日蕾が大きく膨らむ)
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写真では判りにくいが9本中3本に蕾が上がっている
基本的に殺虫はオルトランDXを使っている
オルトラン粒剤とDXの違いはクロチアニジンが入っている事でコガネムシの幼虫にも効果が有る、普通の粒剤はコガネ幼虫には効果なし
ちなみにオルトランは浸透移行性だがダイアジノンは浸透移行性が無く土中の虫を殺虫するだけ
殺菌剤は庭に散布する時に一緒にしていたが薬害が出ると嫌なので本当にサラッとかけていた

(7月10日萼が裂けて花弁が見えてくる)
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オルトランDXは一ヶ月程度効果が有るらしいが効果が切れてきたようで食害の跡が有る



そして7月12日初めての花が咲く
今回は白、おお!セプ子はローズピンクなのでとても新鮮に感じた
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白に黄色いシベ、いやいやゴールドだった・・どっちでもいいや(笑)
しかしまだまだ貧弱な花で今後どう化けるか判らない、花が小さいのでシベが妙に大きく感じる。
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2cm程度のとても小さな花
今回は3株蕾が付いて全て白のようだ、これにも驚き!
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いや、それより何より妙に苗が痛々しい状態になっているのに気がついた方も居ることだろう・・



実はよく見る為にガンガン日差しの当たる場所に置いたまま出かけてしまったのだった。大汗
花は見たらさっさと摘花したのだが・・・
(7月13日)
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こぼれ種の発芽でも無い限り自分で容器に取り蒔いたような苗は強い日差しを避けて
株に力が付いて葉が厚くなってきてから徐々に日当たりに出して慣らすのが普通
夏の強い日差しにあっと言う間にカリッカリになって枯れてしまう
この日差しで焼けた日は自分の愚かさにかなり悔しい思いをした
それと同時に親の愛情無くして育つことの出来ない苗たちの父としてのちゃんとしようと心に誓った日にもなったのだった
(笑)


接木などの最初からある程度成長している植物を育てていると少しくらい放っておいても大丈夫だが
このような赤ちゃん苗の場合は少し見過ごしが命取りになる事も有る

日差しで焼けてしまう事もある 実際にこの時半分くらいの苗が再起不能になった、もちろん発芽の遅かった物や成長が緩慢な物だが
苗に強すぎる日差しはダメだが その他にも水切れでもあっと言う間にカリカリになってしまうし病気が酷くなってもダメ
今日はこんな日だから気を付けようといつも心の中に留めておく事は必要なのかも知れない
まあ置き場を決めておけば何のこと無い、強い日差しを遮光出来るようにすればいいだけ
僕は午前中のみ陽が当たり後は木漏れ日のアーチの下が定位置だった
水遣りにしても実生苗の初期生育に関しては乾いて水をやってのサイクルは危険過ぎるので
水捌けの良い土ならばある程度湿っている状態を保つしかない
ただ病気に関しては発芽後すぐは意外にも強い
人間の新生児がお母さんから貰う免疫で暫く風邪をひきにくいのと同じようなことが植物の体内でも起こっているのか?と思うほど
そして本葉が展開して暫くするとホヤっと白い物が付いていて焦ったりするのだった。汗
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(画像は開花を控えた他の株7月17日)
1株は開花を見たが、その後どうする?と自分に問いかけてみたが
いや~どうせならもっと充実した花が見たい ともう一人の僕が言うので摘蕾する事にした

こうやって振り返ってみると実生苗の一年って本当に長い(実際は半年無い)
今はかなりしっかりしてきたが夏場までは何かあるとすぐ命に関わるような事なのだから(笑)

前回発芽から本葉まで5月から6月初旬までを紹介したが、今回は蕾の出現から初開花の6月7月
次回は8月9月の紹介をしようと思っている




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by tsukiiro2613 | 2017-10-03 20:39
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