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今日紹介する薔薇はグラハム・トーマス
1983年に発表されたイングリッシュローズ

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グラハムトーマスは世界バラ会連合のバラ会議で殿堂入りを果たしている
かの有名なピース、アイスバーグ、ピエールドロンサールなどと肩を並べる存在なのだ
殿堂入りの薔薇に選出されるには世界中のバラ栽培可能な地域で育てやすく普遍的な美しさを評価される薔薇に送られる
他にもパパメイアンやニュードーン、ボニカ82’など薔薇を知ればよく聞く名前の薔薇が名を連ねる
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何度か記事に書いているが薔薇は育ち方によって栽培者の持つ印象は全く異なったものとなる
好きで迎えたものの育てていてもあまり伸びず花もポツポツしか咲かなければその薔薇の価値は大きく下がってしまう
一方健康的によく伸び圧倒されるほどの花をたわわに咲かせれば栽培者は薔薇を育てる喜びを噛み締められる事だろう
その点においてどの地域でもよく育ちよく咲くという事はとても重要、世界中で健康的に育たなければ普遍的な美しさを感じる事ができないのだから
殿堂入りした薔薇は非常に環境への適応能力も含めた信頼性の高い薔薇という事になる

ただバラ栽培とは面白い物で手放しでボンボン育ってどんどん咲けば良いかというとそうでもない
栽培者はある程度手をかけることで株の充実や開花の喜びを得る
殿堂入りの薔薇は強健な品種が多い、植栽場所の環境が良ければ殆ど何もしなくてもよく育つバラが多いだろうが、通常は全くの手放しでよく育つわけでも病気にならない訳でも無いのはここで記事を読んでいる方は皆知っている事だろう

三年に一度殿堂入りのバラは選出される、今年コペンハーゲンでバラ会議が行われるようだ
世界的にバラの耐病性の高いバラが求められている今どんなバラが選ばれるのだろうか。





殿堂入りの話は良いとして
このグラハムトーマス、我が家では唯一の黄色い薔薇だ
他にジュードジオブスキュアが若干黄色っぽい薔薇だが僕はジュードは黄色い薔薇とは思っていない

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グラハムトーマスは咲き始め純粋な黄色よりも山吹色で咲く薔薇だ
この色合いが何とも言えず好きだ

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この薔薇は何年経っても良い薔薇だな~と思って眺めてしまう

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白っぽく褪色して行く様もとても美しい
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グラハムは枯れ木を立て込んだ物に沿わせて誘引している、やっと頭頂部までシュートが届いた
一本足でシュートはあまり無いのだがそれでもこれだけ花が咲いてくれるのだから嬉しい

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上の写真と同じ写真ではなく数日経過している写真だが
同じくらいの花付きで新たな開花を入れ替わりながら咲いている
もう少し蕾が上がってくれると嬉しいが1画で土を入れ替えた場所同様土が良くないので高望みはできない
むしろこの場所でこれだけ育って咲いてくれた事に感謝しなけれいけない

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実は僕は黄色い薔薇というのはそれ程好みではなかった
このグラハムにもそれ程期待してなかったのだが、これ程純粋で美しい薔薇だとは思いもよらなかった
嬉しい大誤算だった薔薇だ
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以前は花が散る前に摘み取るようにしていてが今は散ってもそれ程気にしていない(と言うか間に合わない)
しかし儚げな散りかけの状態、ハラハラと散ってゆく様もなかなか美しいものだ

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普段はあまり使わないが昨年は切花に使った
質の良いティーの香りも心地よい
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これだけ派手な色合いにも関わらず控えめで主張しすぎない
こちらも落ち着いた気持ちで眺めていられる薔薇
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グラハムトーマスはイングリッシュローズの生みの親のデヴィッドオースチンの友人でもあった
グラハムトーマスは言わずと知れた薔薇の世界では著名人だ、彼自身が選び自らの名前が付けられたyellowの薔薇
その薔薇が殿堂入りした、それを知れば彼もさぞ喜んだ事だろう

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花弁はそれ程多くは無い、フワッと重なり開くとシベを覗かせる事も有る
交配に関わったアイスバーグの面影だろうか
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全景の写真にホウキ状の蕾が出ている、ベーサルではなく太いサイドシュートから出た房だが
切っておけば良かったが咲かせてしまった、花はグラハムのそれとは違う花が咲いた

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咲いたのを確認してこのままボツンと切って飾ってもらうことにした
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場所があまり良くないので毎年それなりの成長だがそれなりでも毎年目に見えて成長しているグラハム
我が家で唯一のyellowの美しい薔薇、今年も沢山のyellowの薔薇が見られるよう願っている





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by tsukiiro2613 | 2018-01-15 21:32 | グラハムトーマス | Comments(8)
Commented by mimiha at 2018-01-16 17:18 x
昨日、ビル・エヴァンスが嬉しくてコメント入れたら、何度もはじかれて><
私はマイ フーリッシュ ハートが好き♪
グラハムさん、見事な姿に、わあぁ^^ いいなぁと憧れました。去年植えた我が家のグラハムさん、雪の中で頑張ってほしい^^
Commented by YAN at 2018-01-16 20:47 x
こんばんは(^^)/

いやあ、綺麗ですねえ、これだけ咲けば文句ないでしょう。確かに育てやすさとかも殿堂入りの条件なんでしょうが、これはやっぱり腕ですよ。お見事です(^^)

僕も黄色い薔薇はピンと来ていなかったので持って無かったんですが、ダナエを買ってから好きになりました。ただ、黄色というのは撮影となるとホワイトバランスがなかなかちゃんと出ないので何時も後処理に苦労してます(^^ゞ
Commented by tsukiiro2613 at 2018-01-17 21:29
> mimihaさん こんばんは。
ビルエヴァンス良いですね(^ω^)マイフーリッシュハートですかカフェかバーで聴いたらもっと良いですよね~。
グラハムは一応HZ5bになっていたので他のERよりは強めなんでしょうかね
ゆっくりじっくり育てていけばよく咲くようになるかも知れませんね、極寒を耐え抜いて是非ミミハさんにもこの色と香りを存分に味わって欲しいです(^ω^)
Commented by tsukiiro2613 at 2018-01-17 21:38
> YANさん こんばんは。

綺麗な薔薇ですよね、腕?いやいや僕なんか足くらいですよ(意味不明)
ひょろっこいのによく咲いてくれてると思います、ガートルードジェキルもそんな薔薇でした(^ω^)
そう言えばダナエも黄色と白のように咲く薔薇でしたよね、きっと綺麗なんでしょうね
今のところグラハムで大満足なので黄色はこれだけでと思っていますが庭が広ければもう少し入れたいところです
YANさんは黄色で苦労されているんですね、ではそれは写真で紹介してくれるということで(笑)
Commented by ミカ at 2018-01-18 21:01 x
ご無沙汰しております、つきいろさん!
いやたまにチラッとは来ていたのですが、なかなかゆっくりコメを入れる暇と力がなく^ ^;

グラハム・トーマス、実は昨年迎えるかかなり迷ったんです。
裏庭のゴールデン・セレブレーションがあって、支柱代わりにアーチを設置しているのですが、やっぱりせっかくならつる薔薇を持ってきてゴージャスなアーチにしたいなぁと思い、色々調べてグラハム・トーマスかなと。
結局黄色の薔薇は前庭のアーチに迎えたシラノだけで、裏庭はゴールデン・セレブレーションがそのまま植わっていますが。

実は来月の終わりくらいに剪定+移植予定のものは動かそうと思っていたのですが、気が付いたらあちこちで皆芽吹きまくっているんですよ>_<
ここでは2月が一番冷え込んで氷点下の日も多いので、それが終わってからと思っているのに、このまま寒さは来ないか?と色々焦ってます^ ^;
Commented by mamirin412 at 2018-01-19 02:11
トーマスの山吹色キレイですね。
私は初めて見た時の衝撃が忘れられません。
黄色のバラは植えないと決めていますが
これを見たら欲しくなっちゃいます〜
さすが殿堂入りのバラですね。
Commented by tsukiiro2613 at 2018-01-20 12:49
> ミカさん こんにちは。

ご無沙汰でした(^ω^)
いえいえこちらに来ていただけるだけで嬉しいですよ、有難うございます。

そうだったんですね、グラハムを迎えるか迷ったんですね!
ゴールデンのアーチですか、確かにグラハムの方が良いかも知れないですね
グラハムは中輪花なのでアーチとのバランスも良いですし伸長力が有りますし返り咲くシュラブなので剪定で下から上まで花を付けるようにする事がツル薔薇(クライミングローズ)よりも容易だと思います
ちなみにつるバラをアーチに使うのは巨大なアーチじゃなければあまりおすすめ出来ません、ゴールデンもシュラブですけどね
ただそちらは冷えることも有るようですが暖かい時期が長いようなので基本的に日本の暖地のような感じだと思います、もしかしたらグラハムはかなり巨大になってしまうかも知れません、もちろん剪定で調整は可能ですけどね(^ω^)

凄いですね、こんな時期にもう芽吹くだなんて!驚きですこちらは真冬ですよ~(笑)
地面が凍らずミカさんの身体さえ辛くなければ来月の寒い最中に剪定と移植を行うのが1番時期的には見合っていると思いますよ(^ω^)



Commented by tsukiiro2613 at 2018-01-20 12:52
> mamirin412さん こんにちは。
トーマスの色良いですよ!(^ω^)
そう言えばマミリンさんのお庭には黄色いバラが無いですね・・・
それではERファンとは呼べませんね、1株は入れましょうよ!(笑)
グラハムの開花は毎年感動的ですよ!(^ω^)
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