カテゴリ:ロードリーオベロン( 3 )

それはとても優美



ロードリーオベロン
今はカタログ落ちしたイングリッシュローズ
今年一度紹介したが開花が始まった頃までしか紹介してなかったので
今日はその続きの様子をお伝えしたいと思う

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地植えで思ったように成果が出なかった為、鉢植えに転向した薔薇である
しかしそれが功を奏したか今年はとても良い開花が見れたことをとても嬉しく思う
それにしてもこんなに良い薔薇だとは思いもしなかった
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ほんのりライラックがかったピンク色の花弁は先に少し切れ込みが入る
先は開花と共に少しだけ反り返る
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ピンクだが外側の花弁は白に近く内側へ向かうにつれて色が濃い
しかしそのピンクはごく淡くとても好みの色合いだ
この薔薇を何故迎えたかったかという事を思い出す
と言うのも、とても日差しに弱く地植えしていた時は樹勢が無かったせいもあるのか
日差しで一日でダメになってしまったり、花弁の数もこの状態よりも少なめで全く違うバラのようだった
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一番外側の花弁は蕾のうちにどうしてもシミのような色が出てしまうが
こればっかりはどうにもならないだろう
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開花が進んでくると最初の花よりも花弁の先の切れ込みの多い花が出現し始める

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この薔薇は良い意味でオールド風モダン
モダンシュラブの薔薇だと思う、
オールドのような花弁の精細さとモダンのふくよかでゴージャスな容姿を持っている
しかし巨大過ぎず10cm程度で全く嫌味が無い
だがそれと引換にした物もやはり有るのだろう、それ故のカタログ落ちか。汗

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うどん粉が出るが酷く弱いという感じはしない
しかし樹勢は弱めで花弁は特に弱い
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地植えの頃は日差しで花もちが悪かったのでほぼ毎日せっせと写真を撮り続けたが
いつまで経っても散らない、気温が低かった事も有るが
一輪の開花で一週間以上咲いていたかも知れない
花もちが良いと書いてあるのを見たことが有るがそれが本当だったと今年知った(笑)
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ただしここはほぼ日の当たらない明るい日陰程度の玄関の前
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早朝にかろうじて朝日が差し込んだ所
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何故壁際に寄っている写真が多いかというと
太枝の上で剪定してあるがステムの柔らかいHTのようになっていて
ダル~んとならないよう壁によし掛からせていたのだった(笑)
開散型になっているので手で引き寄せて撮影した写真が多かった
房は少しで一輪咲きが多かったので花は20輪程度
花弁の弱い花は開花が進むとここに移動するのが今年のお決まりになった
きっと来年からもそうなることだろう
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更に開花が進む
ふんわり全体に開いてきた、この花弁の切れ込みの感じと色の出方を見ていると
ウェッジウッドローズに少し面影があるような気がする
この薔薇かこの薔薇の交配親のチョーサーか実生とされるバラの遺伝子が受け継がれているのでは?と思ってしまう
ウェッジウッドローズはカタログでは性質の強いバラと紹介されているが
実際には樹勢が付かないという話もチラホラ?
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開花序盤のふっくら開いてきた所が一番好みだが
完全に開いてきても美しさを失わない
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しかしこの薔薇が妖精王オベロン、男性の名前だというのに驚いてしまう
どうしてもこの手の薔薇は女性のイメージを持ってしまうのだが・・・
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所有するイングリッシュローズの中では群を抜いて花もちの良いオベロン
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開花が終盤になったように白くなってきたがまだ散る気配がない
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この薔薇は褪色して白っぽくなるのは他の薔薇と同じだが面白い所は
ピンク色のイングリッシュの多くがアプリコットからピンク色に変わるのに対して
開花序盤はライラックがかったピンクで開花が進む暖色寄りのピンクに変わる
僕が見てきた褪色とは逆の現象が起きるのだ
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オベロンは優しく上品な香りが漂う薔薇だが
常に日陰に置いていた事も有り、環境が違えばもっと強く香っていたのかも知れない
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本当に最後の最後の花
最後まで汚れる事無く美しく開花が終わる
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花数は多くなかったが今年は非常に楽しめた開花だった
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ロードリー・オベロン それはとても優美な薔薇
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by tsukiiro2613 | 2016-08-21 20:18 | ロードリーオベロン | Comments(2)

美しい薔薇 やっと本当の姿に会えた


今日は今咲いている薔薇の紹介

ロードリー・オベロン
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一昨年まで地植えだったロードリーオベロン
花焼けが酷かったので昨年から鉢で楽しむことにした

蕾はこんな感じでわりと細長い
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花弁が開くにつれて丸みを帯び重厚なかんじになってくる
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今現在HTのような感じでシャキッと真っ直ぐ蕾が上がっているが上のように蕾が太ると
花がベロンと垂れ下がってくる
きっと皆咲く頃にはベロンベロンのオベロンになっていることだろう
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変なダジャレは良いとして
上の写真で花弁の質感が伝わるだろうか
一見シッカリしてそうだが繊細な花弁を持っている

なぜカタログ落ちしていまったのか不思議に思うほど美しい薔薇だ
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一応中輪だがERの中輪なのでゴロンと結構大きく非常に見応えのある花だ
見て分かる通り外側の花弁は殆ど白で中心の花弁がほんのりピンク色
温かみの無い少しライラックがかったようなピンク
これまで我が家で咲いたロードリーオベロンにどうもしっくりきてなかったが
やっと本当の姿に今年会えたような気がしている
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この上ない美しさで咲いたオベロンにしばし見とれていた
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オベロンは鉢植えにしたことで開花期は雨・強風・日差しから花を守ることが出来るのでゆっくりと楽しめそうだ
しかし蕾が開く頃までは日当たりに出しているので春の強風で傷んでしまった
先日までフランシスデュブリュイもこの場所に有ったが同じく強風で葉がこてんぱんにやられて汚かった
やはり花と葉は景観上同時に見るもので葉が若々しく綺麗だと花もより一層美しく感じるが
葉が汚いと花の美しさも何割か劣って見えるように思う
葉が傷み過ぎた薔薇は今頃になって失った葉を回復するかの如く成長しているものもある

今週はまた強風に長雨
今日は良いかと思ったら朝晩霧雨、日中は曇天
最盛期だったバロンは見る間も無くかなりの花が吹き飛ばされたり雨で傷んでしまって多くを切り取ってしまった
もう少し楽しめるが全景としては終わった感じだ、毎年のことながら天候には抗えない
蕾の動きが急に早くなってきたので来週には見頃を迎えそうな我が家の薔薇
さてどうなって行くことやら




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by tsukiiro2613 | 2016-06-18 22:46 | ロードリーオベロン | Comments(12)

惚れ薬




ロードリー・オベロン1982年
非常に魅力的な色合いと容姿を持った薔薇
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ロードリーオベロンはもうカタログ落ちしており
取り扱いしている販売店すら殆ど無いERとしては貴重な品種である
ことにこのロードリーオベロンは販売権すらもうDA社は放棄しているという話をどこかで見たことがある
だが特にダメダメな薔薇と言う印象は無い
耐病性は特に高い事もないが低くもない、花付きはまあまあだが香りもあるし
ただ樹勢の良い品種ではない、結構咲いている画像をネット上では見ることが出来るが
フサフサよく茂ってよく伸びると言う印象はない、我が家では成長が緩慢で
苗のせいなのか場所のせいかは判らないが、景観を担うまでにはいかないと鉢上げしてしまった
繊細な花弁のせいか花傷みは避けられないが、そんな品種は花弁の繊細な品種の宿命なのでオベロンにだけ言えることではない

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しかし特筆すべきはこの花弁の色合いと咲き方だろうか
非常に美しい

ロードリーオベロンの下の花はミステリューズ

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この容姿は数あるERの中でも非常に稀である
地植えの時はよくあるカップ咲きが多かったが
鉢植えにすると花弁の縁が反り返り非常に魅力的な花の形で咲いてくれた
そう言えばこんな容姿をネット上で見てこの薔薇が欲しくなったんだと思い出した
この色合い、そしてこの咲き方はかなり好みである(笑)

左の紫のバラは真夜
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この花は花弁の一番外側が緑色を帯びており、更に良い雰囲気に咲いている
開く前の花はスヴニールドゥラマルメゾンにもよく似ている
しかしもっとグレーがかったような色合いでこのグレーがかった極淡いピンクの薔薇
と言うのはバラの品種全体を見てもとても少ない存在だと僕は思う
そんな薔薇に惹かれる方は結構多いのではないかと思うが
そういった薔薇は性質があまり強くない事が多いのが残念なところ
こんな薔薇が一面咲いてくれたら本当に素晴らしいのに・・・

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日差しの関係で色味がちょっと違くなってしまうのはご了承いただきたい
開ききっても美しい
香りは有るが超強香種じゃない限り、時と共に印象が薄れてしまうのが残念

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ひと枝に3輪~5輪くらいの房咲き
最初のこの開花が素晴らしく、ずっとこの開花を追っていた

同じような写真ばかりだがお付き合い頂けたらと思います

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真夜とミステリューズに挟まれて(笑)
真夜は日差しに弱いので開花期は隅っこか北側に隠してある

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オベロンはシェイクスピア「真夏の世の夢」の妖精王の事
実は男性の名前のバラなのだった
男性の名前を冠した薔薇は赤や黄色、もしくは白が殆どだと思うが
なぜかERはピンクの薔薇にも男性の名前を付けている事が多い・・どんなイメージなんだろうか。汗


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記事の題の惚れ薬とは
真夏の世の夢の中でオベロン(妖精王)が使った浮気草から付けた
浮気草とはその汁を目に塗られると、その後最初に見たものに惚れてしまうという媚薬の事
僕は真夏の世の夢は詳しく知らないがすったもんだして昼ドラのような大変なストーリーのようだ(笑)

瞼に塗るのか目に塗るのか詳細は不明だが、目に草汁なんか入れられた
痛くてすぐに「コノヤロウ!」と塗った者を見てしまう気もするが・・・

まあ妻がテレビ見て「こんな事って本当にあると思う!?」

・・・いやそれドラマだから・・フィクションだよフィクション。汗

と言うのと同じだろう、作り話の真相を追求したりしてはいけない(笑)


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本当の惚れ薬はこのロードリーオベロンと言う薔薇そのものだろうと僕は思う
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ずっと追ってきた開花が終わった
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そして次の開花が始まる
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地植えの頃はこんなカップ咲きが多かった、花弁はもう少し多かったが

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これはなかなか良い開花
残念ながら全景が無いが、ロードリーオベロンはシュラブで
以前地植えの頃は誘引していたので2m以上有った
今は鉢植えで二本立ちから5~6本枝が分岐して開花している樹高は1m程度だろう
ステムが長く、まとまり難い
もっと株元から細かく分岐してくれると鉢植えとしては良いのだが・・・
台木との相性が良くない事も考えられるので挿し木も育ててみようかと思っている
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これは最後の花、この頃になると本当よくある普通の薔薇って感じになってしまう
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ロードリーオベロン、来年の開花も楽しみにしている
・・・いやそういえば四季咲きだった。汗
夏の蕾は摘蕾し、秋はちょっとだけ蕾が上がっている
秋の花も少しだが楽しみたいと思う

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台風に伴う異常な雨、胸が痛みます
ここでもその影響か風が吹き荒れた
秋に強風が来るのは毎度のことなので、その為の用意はしてきた
見た目など気にしてられない、養生したままにしていたが
さすがに守りきれないものも出てしまった、そして開花していた花はボロボロ。涙
しかしそんな事で嘆くのもここ最近の異常気象を見ていると贅沢だと思える
薔薇を不自由なく育てられる事だけでも感謝しなければならないと思った

心休まる日が一日も早く訪れますように。



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by tsukiiro2613 | 2015-09-11 19:43 | ロードリーオベロン | Comments(4)