カテゴリ:マダムイサークプレール( 2 )

色濃く咲く


今日は久しぶりに今年の一番花の紹介
マダム イサーク プレール
ブルボンのオールドローズで作出年は1881年フランスの薔薇

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オールドとしては大輪でゴージャスな花を持つマダムイサーク
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こうやって見ると今のオールド風の薔薇に引けを取らないゴージャスな花だ
巨大過ぎず小さすぎずとてもバランスの良い美しい花を咲かせる
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オールドとしてはちょっと無骨な伸び方をしていてその辺りはモダンに近いが
明るい色合いのマットな葉とこの色にして全く嫌味の無いこの薔薇はとても貴重な存在、オールドの良さだろう
販売店の紹介ではあまり良い写真が使われてない事が多いがとても整形的で美しい花を咲かせる
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マダムイサークはファンタンラトゥールと合わせている
この二種はお互いを引き立て合いとても良いコンビ

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今年はこの付近の花がランダムに切れ込みが入って変わった咲き方をしていた
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マダムイサークはよく寒冷地にオススメと紹介されているが
僕はそれを見る度にガッカリ、憤りさえ感じてしまう。汗
何故ならこの薔薇は凍害が必ず出る品種だからだ、明らかに暖かい地方向きの薔薇
空間が開いて上下に別れているのは中間のシュートが凍害で駄目になってしまったため
しかも上部は凍害で葉が萎縮して小さくなっている

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この薔薇のハーディネスゾーンナンバーは5だがそれを見ても首を傾げてしまうが
元々薔薇は耐寒性植物で積雪地帯では凍害で根元から枯れてしまう事は殆ど無い
僕のように長く伸ばして無理をしなければ冬を越していると言えば越しているのだが。。



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ただ薔薇としてはとても優秀で樹勢が有り、よく咲きよく香る
北海道のような厳寒地向きとは思えないが北海道で育てるのも良い所は有る
このブログに載せたイサークの色合いは寒い地域でしか出ない色合いのようなのだ
暖地で育てた写真を見ると確かによく育っているが大輪のルイーズオディエか?と思うほど色が淡くなってしまう
この独特の赤紫に赤を混ぜたような開き始めの色合いは寒い場所でしか楽しめないと思うと
凍害を受けても例え切り詰めてブッシュのように育てたとしても栽培する価値が有るのではないかと思う
北海道の薔薇は花色が綺麗だと褒められることがたまに有るが、そう言われても理解できなかった
しかしこの薔薇とヴァリエガタディボローニャなんかは本当にそうだと思うようになった
ヴァリエガタのあの格好良い絞り咲きは暖地では甘いピンクのストライプになってしまうのである
是非寒冷地の方に育てて欲しいオールドローズである
ちなみにヴァリエガタはこの辺では凍害は出ない

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マダムイサークは返り咲きするがあまり多くは返り咲かない

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マダムイサーク、ファンタンラトゥール共に10cm有るか無いかくらいの花経
どちらもオールドの中ではかなり気に入っている品種だ
ファンタンラトゥールにもう少し樹勢が有れば良かった、しかしこれは株の問題な気もする
ちなみにファンタンラトゥールはほとんどトゲが無いがマダムイサークは結構なトゲがついている
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上部は凍害で咲くのが遅め
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ランダムに切れ込みに入った花は満開
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花もちの良い薔薇だが決して花弁がガッシリしているわけではなく花弁の質感を含め魅力的だ
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ずっと嫌がってきたレディオブシャーロットとマダムイサークの植栽位置
しかし今年はなかなかのコラボでこれも悪くないかと思い始めた(笑)
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今の閑散とした庭を見るとまるで夢のような一番花の季節の庭
来年はアーチがもう少し良いはず
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ちょっとずつ寄ってみる
さすがに褪色して花色が淡くなってきた
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開ききってもまだ散る気配が無い、この辺がERとは違う所(笑)
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開ききっても美しい薔薇、これが一番
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最初の花が開ききった所でまた次の開花が始まる
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この薔薇が伸ばした分だけ傷まずに上手く咲いたらどんなに良いだろうと毎年思ってしまう
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上から撮影した庭、中央の濃いピンクに見えるのがマダムイサーク
正面よりもずっと花が多く見えるが、それもそのはず両面に咲いているのだから(笑)
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マダムイサークなどブルボンの薔薇は栽培当初はウドン粉病に悩まされる事も多い
オールド=病気に強いは間違い(笑)
オールドの四季咲き及び返り咲き品種の殆どは近年作出されている薔薇よりもずっと病気に弱い事が多い
ただ樹勢があり生命力の強さを感じる品種は多くある
苗の内に調子を崩さなければそのうち樹勢が付いて株が充実すると病気に悩まされる事も少なくなるだろう

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マダムイサークは毎年凍害がどの程度出るか結果の出る春には
やきもきしながら見守っている品種である
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今年は夏にまあまあ返り咲いたものの秋は一輪のみだった。涙
しかしもうそろそろ諦めなければと思っていた古枝がわりと元気で来春に期待を持っている
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毎年楽しみにしている魅力的な薔薇である。




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by tsukiiro2613 | 2016-10-26 22:49 | マダムイサークプレール | Comments(10)

艶やかに咲く



本日の紹介はマダムイサークプレール
ブルボンのオールドローズ
作出1881年 フランス

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オールドローズとしては珍しい大輪で
フランスの薔薇だが今のフレンチローズに引けを取らないゴージャスさと素晴らしい香りを持った薔薇である

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開花始めの頃の花
ディープピンクや濃いローズピンクと紹介されている事が多いが
非常に素晴らしい色合いで、開花始めの頃はピンクと濃い赤紫が混ざったような色合いをしている
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花弁は濃い色合いだが、花弁の裏はシルバーで(白っぽい)それがまた魅力的だ
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今回も同じような写真の枚数が多いがアップしなければお蔵入りなので
お暇な方は最後までお付き合いして頂けると嬉しく思います
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僕がこのバラが凄いと思うのは、この色合いにして嫌味がないという事である
ただ写真でこの色合いを再現するのが難しく伝わっているかは不明だが・・・

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開き始めから開ききるまでも美しく花もちが良い
我が家の所有する薔薇の中でもかなり花もちの良い薔薇

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濃厚な香りを放つと言われているが、わりと香りはスッキリしているので
よく香るが超強香という印象は意外に無い、しかし素晴らしい香りが備わっている

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上の写真とほぼ同じじゃないかと思われるだろうが
時間帯が違う、陽の差す方向が違うので上は朝で下は夕方(笑)
少し花弁の開きが違うのと陽の加減で色味も違って見える

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ちょっと残念なのは毎年うどんこ病が出ること
株ごと真っ白になったり開花しない事は無いが、小さな株の内はちょっと大変かもしれない
まあ樹勢が強いのであっという間に伸びると思うが
美しい花の右横には蕾にうどんこ病が出ているのが見て分かる
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全景
植栽位置は庭のほぼ中央だが、レディオブシャーロットと並んでいる
どうしてもレディオブシャーロットとは色味が合わないがもうしょうがない。汗
どちらもお互いが無ければ引き締め役として大いに活躍してくれたのだろうが
二本並んでしまったので妙に派手になっている(笑)


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よく見ると庭全体が淡い色の薔薇が多く、シャーロットとイサークだけが目立っているが
マダムイサークは差し色として迎えた品種だった
レディオブシャーロットの植栽位置を間違えているのである、そもそもシャーロットはツル扱いの薔薇ではなかったので
こんなに目立つはずのない薔薇だったのだ(笑)
しかしどちらもお気に入りなのでこの配置を変えることはもう無いだろう
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枕木の間から中を見たところ
右のピンクはウィリアムモリスだが虫で半分の枝を失ってしまい
さらに凍害で枕木の上の葉は萎縮してしまっている


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実はマダムイサークも凍害を受けている
上の方の葉が異常に小さいのが見て分かるだろう
毎年凍害は出ているが、昨年早めにピンチして春見た感じだと無事に越冬出来たように思えた
しかし葉が萎縮して小さいままだった
他にも凍害を受けた枝は有ったので切り取り寂しくなってしまった
萎縮した葉の部分もダメだったら切り取ろうと思っていたが
こんな枝でもなんとか花を咲かせ、花後旺盛に伸びだした
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北海道辺りでは長く伸ばして使えない薔薇なのだろう
しかしこの薔薇は切っても咲くので違う用途で使っても良いと僕は思う
北海道のナーセリーでは樹高1.5mと載っていた
昨年は上部は凍害で枯れ1.5m程で咲いていたので
高性のブッシュかシュラブだと思えば良いのかもしれない
我が家では倍の3mくらいは有るが、毎年凍害に負けるものかと挑戦が続いている

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モダンクライマーのようにぶっといシュートが旺盛に伸びるが、しかしクライマーのようには長くならない
写真よりも少し長いくらいでみな成長が止まっている
今年は嘘のようにボウボウになっているのでなんとか冬を無事に越してほしいのだが・・・
当たり前だがまだまだ満足行く開花ではない
凍害にさえ遭わなければ花付きが良い品種なので凄い事になっていると思う
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ステムが短く構造物に這わせて使うのにもとても使いやすい薔薇である
ただ枝が固めなので巻きつけたりするのにはあまり向いてないだろう
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さっき紹介したのと同じ花なので周りの蕾にうどん粉が付いているが、来年はこの辺も課題かな
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暫く経ってからの全景
レディオブシャーロットの方が早咲きなのでシャーロットは終わりイサークのみになった
シャーロットは良い薔薇だがこの方がずっと見やすい

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段々と寄っていく(笑)

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葉が殆ど無い状態で花だけ咲いているようで異様だ。汗
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これも上は日中で下は夕方の写真

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株の下の方は褪色して終わり頃
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株の上部は開花が遅かったのでもう少し
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今となればもうこの薔薇は庭から欠かせない

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今から約135年も昔の薔薇
この薔薇が生み出された時はさぞ感動したのだろうと想像できる
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僕はブルボンローズの外側の花弁が大きく反り返って咲く姿が好きだ
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・・・これで物凄い多くの写真から選んだんだが
本当同じような写真ばかりだな。。。
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花弁厚い訳ではないが日差しを受けてもあまり傷まない
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開花終盤の全景

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アイスバーグが雨のせいか項垂れている

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凍害を受けて枝を切り落としたり花が満足に咲かなかったせいか
一番花が終わり夏に今までにないくらい蕾が上がった、それは株の充実の為と秋に少しでも咲けばと切り取った
ちなみに夏花は濃い派手なピンク色の花を咲かせる
夏にはある程度返り咲くが、秋はやはり多くは咲かないようだ、今ポツリポツリと咲いている

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僕は迎えてみてかなり気に入っているが
この色合いがどうしても駄目な方はマダム エルンスト カルバと言うピンク色の枝変わり品種も有るので
そちらを選んでみても良いのではないだろうか
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とにかく最後まで美しい薔薇だ

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これで一番花も終わり
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と思ったらまだ蕾は残っていた
でも安心してください、履いて、いやもう終わりです

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かなり濃い色合いで最後の花を咲かせ始めた
迎えて初年度はこんな色合いだったように思う
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越冬後凍害を免れたと思ったら遅くに症状が出始め心配したが、凍害が残る枝でよくあれだけ開花してくれたと思う
この時は本当お疲れ様、と思ったが
今はガンガン伸びて化物のようになっている(笑)

毎年春には何度も何度も様子を確認して芽が動くか、葉が開くかずっと見守っている品種
今年伸びたシュートが全部来年生き残ってくれたら本当嬉しいんだけどな。
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沢山の写真の記事を見てくださった方 有難うございました
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by tsukiiro2613 | 2015-09-30 20:10 | マダムイサークプレール | Comments(10)