カテゴリ:アシュロップシャイアラド( 2 )

シュロップシャーの若者

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ア シュロップシャイア ラッド(シュロップシャーラド)
1996年作出 イングリッシュローズ
アシュロップシャーラドとはA・Eハウスマンの19世紀末から20世紀初頭にかけて若者たちに愛読された詩集
シュロップシャー生まれのデヴィッド・オースチン氏の愛読書だったのだろうか
前々からER(イングリッシュローズ)のネーミングセンスは独特と書いてきた
男性の名前のつく薔薇と言えば赤が多いがERでは赤もあるがピンク色にも男性の名前の付く薔薇が多く存在する
オースチン氏は色合いや花容だけでなく株の伸び方などの性質を含めて命名していたのだろうか

非常に人気のある詩集だったようで作品から同名の曲まで作られていたようだ

おお!と思って聴いていたがだんだんと飽きてしまったので違う曲で。汗



では花の紹介
ERとしては大輪な方でゴージャスな咲き方をする薔薇である
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ERのピンク色に多いピンクとアプリコット色を移ろうタイプの薔薇
しかしどれも色の出方は違うこの薔薇の説明にはピーチがかったピンクと記されていたが
なるほど、そう言われるとピーチピンクっぽく見えてくる
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この薔薇はどちらかと言うとモダン色の強いイングリッシュだが
良い感じで融合されている美しい品種だと思う
整った大輪花はしっかりした花弁に見えるがわりと繊細で惹きつけられる
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一見ピンク色の薔薇だが複雑に色が混ざり合っている
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大輪花なので一輪咲きも多いが房は3~5輪程度
もちろん小輪から小さめの中輪のように一気に咲き揃う事はなく
開花しては散っての繰り返し、花の寿命は開き始めからだと数日あると思うが
完全に開くとすぐに散るので実際に咲いているよりも短く感じてしまう
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暫く眺めていたい程の美しい開花、この薔薇はとても雰囲気(引き付ける魅力)を持った薔薇だと僕は思う
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完全に開く頃には全体に白っぽいピンク色に
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僕はこの薔薇はこの完全に開いた姿が一番好きだ
そう言えばERではそう思うことが多い、完全に開くとデロ~ンとなって醜くなってしまう薔薇も有るが
ERはこういう所がポイント高い、だけどもこれは意外に重要、しかし花の命は短い(笑)
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上の蕾が開いてきて下の花弁を押しのけている
下の花はオイオイ!と迷惑そうにしているようだが、心配無用
完全に開くとこの日のうちに散ってしまう
僕がこの薔薇に散るイメージが強いのはカップ咲きでは開いてから褪色してゆくが
このバラは花容が変化しながらひらき続けるので、一番好きなこの状態の時にゆっくり見ようかと思ったら
その日の内に散ってしまうからだろう、見ているともう少しの間開花していそうに見えても必ず散る(笑)
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この薔薇の交配は非公開になっているが
リアンダーグループで刺が程んど無いシュート、半照り葉の少し大きめの葉
交配は判らなくも何となく想像つきそうな花ではある

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確か強香種だったがそれ程強く香っている印象は無い
強い香りの薔薇を嗅いでしまうと弱い香りが判別出来なくなってしまうせいなのかもしれない
しかしこの薔薇はこの花を見るだけでも十分に満足出来る

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実はこの薔薇はマダムイサークプレールの隣、今現在ファンタンラトゥールを植栽してある場所に植栽していた
元々良くない苗だった事もあったのか植え付けから二年間殆ど成長せず考えた末に移植
そこ以外場所を考えてなかったので空いていた場所に仮植えした
その後ロードリーオベロンを植栽したがこれまたあまり成長しない、どうも育たない場所なのだ。涙
土を入れ替えて今挑戦しているのがファンタンラトゥール、マダムイサークとのコラボは一番合っているので気に入っているが
三代目のファンタンラトゥールもやはり成長は良く無い、まあゆっくり育てるしかない
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今現在半日陰に植栽している、実際には朝日以外は木漏れ日程度の場所
それでもよく咲いていると思うが日当たりが良ければ花弁がもっと増えるのではと思っている
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それでも物足りないとは感じない、環境を考えるとこの薔薇は非常に凄い
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アシュロップシャーラドは生育不良でそのまま育てるか迷っていたので
本当に仮植えしたままなのだがそのまま元気が付いてきてしまった、嬉しい誤算だが(笑)
下の画像は一応全景だが株元はずっと奥に有り、シュートは画像よりも左右にはみ出し開いて誘引している
これで行けるのなら左右の樹木に誘引してもこのまま育ててゆこうと思っている
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四季咲き性は弱く、一番花以降はポツリポツリ咲いている感じで秋には殆ど花を見たことがない
しかしこの環境で咲いてくれる事だけで感謝、そしてそのポテンシャルの高さに驚くばかり
耐病性も高く言うことはない
ただ強健でツル扱いが出来るほど生育の良い薔薇らしいが
我が家のように初期生育が酷く遅い事もたまにある薔薇のようなのでそういう場合は根気よく待つ必要があるようだ
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全体の開花が終わる頃の花、開き始めでも色合いは薄めで全体に淡い色合いに
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来年の開花も楽しみの薔薇である




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by tsukiiro2613 | 2016-12-14 15:50 | アシュロップシャイアラド | Comments(8)

今年の輝く薔薇



ア シュロップシャー ラド
1996年作出 イングリッシュローズ
わりと大型のシュラブでショートクライマーとしての扱いも出来る薔薇

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この薔薇、非常に美しい
咲いた一輪の感動の大きい薔薇だ
年を追って見ていると
それまでと違ってその年に特に輝き美しく咲く薔薇がないだろうか?
気候条件や管理の仕方なのだろうか
今年は私の出番よ!と言わんばかりに美しく咲く薔薇がある
今年はセプタードアイルが非常に良かったと思ったが、このバラも甲乙付けがたい美しい開花を見せていた


開き始め
美しいがありがちな開花を見せる
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我が家で言うところの先日お伝えしたアブラハムダービー、他にウィリアムモリス、ストロベリーヒルと同じように
色の濃さの出方は違うもののアプリコットからピンクへ最後は淡くなるパターンの色の変化を見せる
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植栽場所は樹木と樹木の間の影になる部分
酷い場所に植栽している
前は一等地に居たのだが いかんせんこの薔薇は初期生育が非常に遅かった
二年程待ったが全く伸びてこないのでもしかして癌腫か?と抜いてみたが何でもない
株が悪いのかと取り敢えずソコには他のバラを植栽する事にした
伸びないバラを庭の中に入れておく訳にもいかず、鉢に入れる気にもならない
花も貧弱であまり咲かなかった、栽培を辞めようかと思ったがそれも出来ない・・
どうしようか迷っている内に空いている所に仮植えしとこうと思い
仮植えのつもりが結局そのまま今の場所に植えてある。汗

僕としては強健種と言われているこの薔薇が伸びないのが理解出来なかった

しかしその後違う意味で強健さを見せてくれることになる
日当たりの悪い場所にも関わらず弱る事はなく日当たりを求め伸びだした
調子が付いてきたのだ
さすがに猛烈に伸びてきたりはしないが、昨年今年と着々と大きくなってきている
葉の出方は荒く照り葉で殆ど病気にもならない、枝はあまり刺がなくツルッとしている

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昨年の花もだいぶ充実したと思っていたが、今年の方が更に充実度が増しているようだ
しっかりとした房になって咲き始めた
ここで調子が付いてくるのならこのままシュートを伸ばして日当たりに出してこようと思っている
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ここまで紹介した花は有り勝ちな咲き方だが
この辺からこの薔薇の美しさが最大限出ている咲き方だと思う
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多くのERと同じように複雑に色が絡み合っている
僕はピンク色は暖色系よりも寒色系を好む傾向が有るが
この薔薇に関しては何色でもいいそんな事がどうでも良いと思える
色の発色が非常に完成されていて理屈抜きで美しい花だと思う

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初めてジュビリーセレブレーションの花を見たとき花弁の奥に黄色が入っていて驚いた
この薔薇も同じように複雑に色が絡み合ってこの美しさを形成している
古いオールドのように色の出方が素直な品種にも惹かれるが
交配を重ね複雑に色が絡み合う美しさも甲乙付けがたい
今の薔薇には似た色味の薔薇も多いがその中でも特に美しく感じる品種だろうと思う

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開けば開くほどに美しくなる
DA社の説明書きにはピーチがかったピンクとあるが、そう言われると確かにそんな色合いなのかも(笑)

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褪色が進みかなり色が淡くなる

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ほぼ花が全開になった状態
全開になると綺麗ではなくなる薔薇が多い中でこの薔薇はこの状態が一番美しい

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非常に完成された美しさを持ち目が離せない

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規則正しく並ぶ花弁が美しい
僕は花弁が綺麗に並ぶタイプに特に惹かれるようだ

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もちろんの事この状態はその日一日しか見ることが叶わない(開き始めからは数日経過している
一瞬の芸術作品のような花だ

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もう少しだけ楽しめるかな・・と思ったらやはり一気にバサッパラパラパラパラ
やっぱりね・・・ となる

今回は花の美しさばかり紹介したが、もう少し時が経てば違った紹介の仕方が出来るだろう



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by tsukiiro2613 | 2015-12-20 00:25 | アシュロップシャイアラド | Comments(6)