<   2017年 11月 ( 11 )   > この月の画像一覧

最もイングリッシュローズらしい薔薇



イングリッシュ ヘリテージ
1984年に作出されたイングリッシュローズ

c0365716_18445503.jpg

イングリッシュヘリテージは全景の写真では殆ど姿を現さないが植栽場所はと言うと
赤い(赤紫)のモミジの左横
c0365716_18435533.jpg



モミジとその左横のハコネウツギの間は前は庭の中が丸見えだった
その空間を埋めるべく植栽したのがイングリッシュヘリテージだ、画像では殆ど蕾で開花が始まった頃
c0365716_18434874.jpg
何故だかヘリテージからさび病が始まって葉をかなりムシったせいか今年は蕾が少なかった
株が弱っているようには感じなかったが蕾がいつもより少ない上にポツポツ疎らに咲くので全景は殆ど撮影してない

さび病は肥料欠乏か肥料過多で発生する事が多いようだが他の株と同じように施肥しているし
肥料に関しては極端に多くも少なくも無いと思っている、バランスが悪いのかな・・
ちなみにさび病とはこんな感じ↓
c0365716_20442133.jpg
特に酷かった葉だがポツっと出ただけで気持ち悪くて全てむしってしまう、しかも放っておくと他の関係ない株に感染していく
あまり見ない病気だったが昨年辺りから開花期の気候がいつもと違う、バラ園などでも結構さび病を見たので気候の変動も関係が有るのかも知れない



c0365716_18444822.jpg
イングリッシュヘリテージ、イングリッシュローズの真髄と記事に書いていたほど最もイングリッシュローズらしい薔薇だと思う
イングリッシュらしい繊細な花弁の美しい容姿、健康的に育ち香りも良い
中心は桜貝を並べたような美しい薔薇
イングリッシュローズにはまりハンドブックを見て最初に一番美しいと思ったのはイングリッシュヘリテージだった
ただ僕はイングリッシュローズの良さを知る前にナエマに出会いカップ咲きの薔薇の美しさを知った
この薔薇を所有する前にナエマを所有していたのでヘリテージを迎える事を躊躇いヘリテージを迎えたのは暫く後のこと

この薔薇はかなりのお気に入りだった
先日お伝えした通りこの薔薇も今は我が家に無いのだがこの薔薇を抜くのはかなり迷った
だったら抜かなきゃいいのに、と思われてしまうが(笑)
未練は有るがまた会えるだろうと思っての別れ


移植しようにもこの薔薇に見合う場所が用意出来ないし鉢植えに出来るような大きさでもない(汗)
花は一日で散ってしまう事が多いがその代わり花弁が繊細なのに日差しや雨で傷む事なくしっかりと花の命を全うする
花の命は短くても最後まで美しい姿を堪能出来るのが良い薔薇だ

c0365716_18420942.jpg



イングリッシュヘリテージはカップの中に桜貝を縦に並べたような特徴の有る咲き方をする
ただ充実しないと普通のカップ咲きになり写真ではセプタードアイルと見分けが付かなくなる時が有る
もちろんどちらにも特徴は有るのだが一目でヘリテージだと判る咲き方がやはり好きだ
c0365716_18421553.jpg

愛らしい一輪、バックにはルイーズオディエ
c0365716_18432770.jpg

そして淡い色合いに褪色、この時は涼しかったのだろう上の写真から日が経って開花しているルイーズオディエも褪色している
c0365716_18433465.jpg

ハコネウツギをバックに
c0365716_18443211.jpg


株は樹勢が有り健康的な伸び方をする薔薇だ、葉は半照り葉で大きすぎず花との相性も良い
c0365716_18443867.jpg

透き通るような美しい花弁
c0365716_18422144.jpg


カップを保ったまま散る事が多く全開の状態は珍しい
c0365716_18434137.jpg
イングリッシュヘリテージらしく開いたかと思えば
c0365716_18420374.jpg


複雑に花弁を並ばせる
c0365716_18450459.jpg
c0365716_18415213.jpg



花の寿命が短いのは惜しまれるがそんな事は気にならない完璧な美しさを持った薔薇
c0365716_18441313.jpg


雨に濡れる
c0365716_18442652.jpg


ため息が出る程美しいイングリッシュヘリテージ
またいつかこの手で咲かせたい薔薇
c0365716_18440197.jpg

記事をご覧下さり有難うございました
お帰りの際はバナーを押して頂けると記事を更新する励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。


 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-29 21:28 | イングリッシュヘリテージ | Comments(12)

Gertrude Jekyll 2017



今日の紹介はガートルード・ジェキル
1986年のイングリッシュローズ
c0365716_19220438.jpg

先日紹介した記事に登場しているガートルードジェキル、お伝えした通り今現在我が家には無い
植栽位置は赤い葉のモミジの後ろ、ローズピンクの薔薇がガートルードジェキル
イギリスで著名なガーデンデザイナーの名前を貰っている薔薇
c0365716_19213007.jpg


イングリッシュでローズピンクはわりと珍しいが開き始めはショッキングピンクに近い濃い色合いで咲く
c0365716_19214704.jpg

コンテドシャンボール×ワイフオブバスから生まれたガートルードジェキル
オールドローズハイブリッドのこの薔薇はその枝葉にオールドローズの面影を色濃く残している
c0365716_19215486.jpg

ただ花はオールドには殆どない大きさの大輪で小さな蕾から結構大きな花を咲かせる
c0365716_19220438.jpg

非常に強い香りが備わった薔薇でダマスク香らしいが香りの質で言うと少し花ツンと突くあまり甘さの無い香りがする
c0365716_19220836.jpg

我が家のジェキルは大きく見えるが華奢で本来生育の良いとされるジェキルにしては微妙な成長を見せている
札幌辺りでは耐寒性の高い薔薇に感じていたが今年は枝先に凍害が出てシュートを少し失った
c0365716_19223217.jpg


リアンダーグループのERなんかだとシュートを横に這わせても株が充実してなければあまり効果が得られない場合が多いが
この薔薇はオールドローズハイブリッドという事も有ってか横にシュートを這わせるとよく咲いてくれる
しかし今年はそこまでシュートが残らなかったので残念ながら余計に這わすことが出来なかった


それでも今年までにポールの上部を覆うまで成長してくれた
c0365716_19221250.jpg


ERとしてはステムが短めで構造物に這わせて使うのに向いている薔薇だ
根張りの弱さのせいか雨と強い日差しで咲きそろう事は無かった、今年で見納めになってしまったが素晴らしい薔薇だと思ってい


記事をご覧下さり有難うございました
お帰りの際はバナーを押して頂けると記事を更新する励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。


 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-26 18:51 | ガートルードジェキル | Comments(2)

庭の変更について



今年は例年になく寒く雪が積もるのが早い年だ
まるで一ヶ月くらい早く時が進んでいるように感じる寒い年

さて、これまで庭のことを書いた記事で時折庭の改造をしたと書いていた
(下は今年の一番花の頃)
今回はこの事に触れておこうと思う
c0365716_19213007.jpg

どこを変更したかというと
下の黄色く囲った薔薇4株
へ=ヘリテージ ガ=ガートルードジェキル ク=クイーンオブスウェーデン チャ=チャールズレニーマッキントッシュ
以上の4株を抜いて薔薇の株の変更を行った、薔薇の変更がメインではなく庭土を大々的に入れ替えたかったのである
出来れば全部入れ替えたいくらいだったが今となればそうも行かない

c0365716_19285471.jpg

この四株は特に嫌だったことは無い、逆に気に入っていた品種だ
特にイングリッシュヘリテージなんか大のお気に入りだった
では何故この四株を抜き去ってしまったかというと、庭を作った当初から庭土に不満が有ったからだ
我が家の庭土は元々入っていた物だが一応黒土、ただ黒土と言っても様々だ
我が家のは野球場などに敷き均したりするような粗悪な物で黒いだけの砂か火山灰のような土
殆ど有機質を含んでない雑草も生えにくいような土だが堆肥を混ぜながら使っていた
それでも樹木は育つし宿根草は強健なものが多くつかい都度植栽土を改良しながら使っていた
薔薇ももちろん改良し大きめの穴に堆肥を混ぜ込み底に肥料を入れ込んだ
しかし最初の生育は良かったものの穴の土を改良しただけではやはり限界が有る
昨年辺りから あ、止まった と思った
成株になったのとは違う生育の衰えを感じるようになった、おそらくもう限界なのだと思った
まあ極端な事を言えば砂場に穴を掘ってその部分にのみ堆肥と肥料を入れたような地盤なのでしょうがない
植栽当初はこんなに薔薇にはまるとも思っていなかったので軽く考えていた
自分の経験から出来るだけ始めに良い土を深く入れる重要性をお伝えしてきたのだが庭土は新たに入れなければいけないわけでもない、元々の地盤が山土であったり畑の土だったり植物の生育に適した土ならば
別に入れ替える必要はない、全ては育つ植物が教えてくれること
それでは最初に決められないではないかと思うかも知れないが一気に庭作りする人はそう多くはないだろう
2~3年は何かを植えて育ち方を見てみると自宅の土が植物がよく育つ土なのかが判るだろう
土は石が多く硬いからダメというわけでも無い、土に石が混ざっているとスコップが刺さらないので物凄く固く感じるかも知れないが
そんな土でも石がスコップに当たっているだけでよく育つ場合もある、我が家は庭土の下が大きめの石混じりの粘土だが入れてある最低な黒土から比べると格段に良い
c0365716_19284497.jpg

常に悩みの種だった砂のような黒土
株は自分で掘り上げた、この部分は盛土してあるので黒土は深く70~80cmは黒土が入っていた、その下が元の地盤
思った通りもう何年も経つ株だったが根は40cm程しか深さが無く、その下は土は入っていても何も養分が無いので根が伸びてなかった、この事実が全てを物語っている、しかしよくこれだけ大きくなったもんだ
この黒土は圧を受けると締まりやすく下層は軽石でも削っているかのように硬かった
無機質な黒土に邪魔されないで石混じりの粘土で悪い土と思っていた元の地盤に根が届いた方が生育がまだ良かったのでは?と今になって思う
庭土の質の悪さの改善はずっと考えていたがそれなりに大きくなってくれた薔薇を前に行動には移せずにいた
しかし今年のバラの開花期の6月の記録的な降雨量、札幌は6月が一年で一番雨が少ないのに一番降雨量の多い月になり、7月中頃まで開花期は続くが7月の始めには10日も続く猛暑でみるみるシナシナになっていく薔薇を見守っていた今年の開花期
これまで不満に思っていた土の問題と例年にない気候、自分の中で何かが崩れ去ったような気がした
そして箍が外れたように薔薇を次々抜いた、この場所と他に1株この5株は全てER
ERに飽きた訳ではない今でもERは大好きな品種群だ、それに新たに迎えた品種の中にもERは入っている
しかし今年のような史上初とかウン十年ぶりなんて天候は今年に限った事ではないだろうと思った、これは読んでくださっている方も感じているのではないだろうか
我が家は花弁が繊細で弱い品種が多いが、このような天候が続くと毎年泣きを見る事になる
オールドも花弁が繊細な薔薇が多いが我が家で特に花がもたないのは何故だか特にERの今回紹介している4株の部分だった
それと他1株はモーティマーサックラー、これも咲き方が独特で美しく気に入っている品種だったが天候が合わなければすぐに花が傷み折角の花数が一瞬でダメになり切ない思いをしていた
ただこれは品種のせいだけではない、バラ園ではこれらの品種もしっかりと花を見る事が出来る、我が家の場合土による根張りの弱さも同時に問題になっていると思っていた、僕はバラ園よりも自宅の薔薇が好きだと記事に書いたことが有るが手塩にかけて育てたという事もあるがそれだけではない、バラ園で見る僕が所有する品種と同じ物はもっと花弁がしっかりしており日差しの中でもそれなりに咲いている
ただ単に自分の庭のバラの花弁はしっかり肥培され根を深く土に張った株と比べると貧弱な為花が繊細だったのだと思った

意を決したのは夏だったが、これを来春に持ち越す気にはなれなかった
夏では掘り上げた株は弱ってしまうが春に掘ったからといっても大きなダメージを受ける、また成長を待たなければいけないのかと思ったらいっその事これまで気になっていた別の品種で構成しようと思ったのだった、もちろんこれまでよりも花弁が強い薔薇で繊細さを失わない品種を

勘違いしないで頂きたいのはここで掘り上げた五種は素晴らしい薔薇だ、それが故に決断出来ずに居た
しかしこれ以上良い結果が出ないと判った以上は行動に移すのが早いか遅いかになっていただけだろう
写真では小さな穴に見えるが実はかなり大きな穴で他の植え穴一つを加え約1500Lの土を入れ替えたのだった


c0365716_19284925.jpg
ここで抜いたガートルードジェキル、イングリッシュヘリテージ、クイーンオブスウェーデンの三株は知人の庭に植えさせてもらった、チャールズレニーマッキントッシュは鉢上げして我が家にある

前に紹介した今年迎えた品種のバフビューティー、レイニーブルー、シンベリン、ステファニーグッテンベルクをここへ植栽する事にした、ちなみにモーティマーの場所にはペネロープ(ペネロペ)

実はこの記事を書くのは気が進まなかった、さらっと流して先に進む方法も有ったがそれは出来なかった
これらの品種を好きで見て下さっていた方も居るだろう、抜いて捨てたわけじゃなくても長く付き合った薔薇を抜くのは色々な意味で疲れる作業だった

次からはこの記事で紹介した今は庭に居ない薔薇たちの美しい開花を紹介しようと思う。

 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-24 20:49 | 2017年の庭 | Comments(12)

グルス アン テプリッツの失敗



今日の紹介はグルス アン テプリッツ
日本でも日本でも愛されてきたチャイナ系オールドローズ

c0365716_18335133.jpg


和名を日光、国色天光(コクショクテンコウ)と同一品種とも呼ばれ
チャイナ系だがブルボン系だとも言われどうもハッキリしない部分の多い薔薇だが
育ち方を見る限りではブルボンではなくチャイナのように思う、グルスアンテプリッツの作出者はルドルフ・ゲシュビントだ
完全四季咲き性の薔薇でダマスクの強香を持つローズレッドの薔薇

c0365716_18332775.jpg

写真は開花始めの頃の花
昨年中にそこそこ大きくなったグルスアンテプリッツ
そこそこの成長にそこそこ期待していたがまだ株は充実しているとは言い難い
本来それ程日差しに焼けやすい事は無いようだが花弁がまだしっかりしておらず咲く度に焼けてしまっている

c0365716_18332270.jpg


一見黒薔薇のように見えるがこの薔薇はわりと明るい赤、ローズレッドの薔薇だ

c0365716_18334843.jpg


良い薔薇だと思うがまだ花弁数が物足りない花が多い、成長と共に花弁も増えもう少しゴージャスに咲くことだろう

c0365716_18340037.jpg


シュート、ステム共にとても細い
ステムは短めで少し項垂れて咲く完全四季咲き性の薔薇という事で姫野バラ園さんでは真のアーチ向けの品種と紹介している
ただし成長は早い方ではないのでじっくり育てる必要は有る、確かにこの薔薇だと伸びすぎて言うことを聞かず困る事も無いだろうし
ある程度高い位置に咲かせる薔薇は少し項垂れてくれた方が花がよく見える
次から次に蕾を上げる強香種、この薔薇でアーチを飾れれば言うこと無い、上手く育てられればの話しだけど。。

ちなみに我が家では地植えだがあまり大きく育てるつもりも無くシュートを括りながら育てている

c0365716_18334347.jpg


昨年に引き続き花が焼けやすく咲き揃う姿が見られなかったが
鮮明な赤でも嫌味のないところがこの薔薇の良いところだろう

c0365716_18334098.jpg



咲き始めはとても魅力的で見入ってしまうが帰宅するとだいたい萎れている。涙

c0365716_18334843.jpg

外側の花弁を大きく反り返らせるタイプの咲き方が良い
ちなみに志半ばで萎れた花が奥に写っている

c0365716_18335398.jpg


昨年中はベーサルを二本程度出してそこそこ成長してくれたグルスアンテプリッツだったが
今年の一番花の後になるとどうも成長が緩やかに、途中枝枯れまで起こしている
・・・これはもしや癌腫?・・・なんて思っていた
ついこの間冬囲いの際に株元を探ってみた、株元は堆肥を盛っていたのでクラウン付近は埋もれていたが
それを取り除いて驚いた、接木テープがギッチリと食い込んで首絞めになっているではないか!
なんたる初歩的なミス、どうりで成長が悪くなったわけだ。大汗
今は皆時が経つと分解するテープを使っているのかと思ってあまり気にしてなかったが取るようにはしていた
いや、分解するには日光が必要なんだったかな?まあどの道新苗じゃなければ早めに取り去るのが鉄則だったのにすっかり忘れていたのだった
ただでさえ短い生育期を無駄に過ごさせてしまって深く反省したのだった。

c0365716_18340556.jpg

耐病性は酷く弱い事は無いが薬剤散布は必要な薔薇だろう
来年は成長させもう少し大きくしっかりと育てたい薔薇だ

c0365716_18342697.jpg


グルスアンテプリッツ、もう少し株を充実させ花を沢山咲かせたい薔薇だ

c0365716_18332775.jpg

記事をご覧下さり有難うございました
お帰りの際はバナーを押していただけると記事を更新する励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-20 21:17 | グルスアンテプリッツ | Comments(6)

Jacqueline du Pré



今日は紹介が途中になっていたジャクリーヌデュプレの後編

c0365716_16401026.jpg


ジャクリーヌを何処に植栽したかというと

c0365716_16404390.jpg
枕木の間を抜けアーチの足元



下の枕木の横にチラ見えした感じがなかなか良い

c0365716_16401532.jpg
ジャクリーヌの奥にはクナウティア アルベンシスそしてシャリファアスマと続く
ただどう見てもクナウティアが大きすぎる。汗
本来なら見えているジャクリーヌとシャリファの半分から三分の二くらいの高さで留まる予定だった
それがなんのその1mを超えるかという草丈で薔薇に覆い被ってくる、花期が長く綺麗だがこの時期以降も巨大化を続け
残念ながら移植。。。



アーチにはウィリアムとフォールスタッフが植栽してあるが長く伸ばして使っているうちにどうしても足元が寂しくなる
まあ実際にはちょこちょこ咲きはするがちょっと寂しい、それならば別のバラを使って足元を飾ろうと思ったのだ
株元はアーチよりもずっと左側に有り、それを横に這わせている
c0365716_16405648.jpg

昨年は花が貧弱ですぐに焼けてしまったり雨でダメになったりで評価が低かった、迎えて失敗したと思ったくらいだ
今年は小さいながらも景観作りに貢献してくれたので一気に価値が上がった
c0365716_16395301.jpg


黄色い花粉が着いた状態も愛らしい
c0365716_16400356.jpg


しかし早く花粉が落ちてくれないかとつい思ってしまう
c0365716_16394191.jpg

やはりこの花粉が落ちた状態がジャクリーヌの本当の顔という感じがする
c0365716_16405060.jpg


この薔薇は香りの薔薇にタグ付けしなかった、麝香(ムスク)の香りだそうだが
どうしてもこの薔薇は僕にとってはパセリの匂いしかしないのだった。大汗
c0365716_16395767.jpg

今年は例年と気候が違う事を察し薬剤散布の回数が多いので耐病性の事は書けないが
昨年育てた感じはわりと強かったように思う、黒点には少しなったかな
c0365716_16393078.jpg
花もちはそこそこなものの入れ替わり開花しこのくらいの花付きで暫く楽しませてくれた
夏花は見なかったがこの薔薇は夏に咲かせて秋薔薇を見た方がよかった
摘蕾を続けていたものの結局秋まで蕾が上がり続け、秋に咲いた花は日差しと雨でダメだった
摘蕾する度に蕾を上げてくるのであまり成長しなかったのがちょっと残念だが
それでも今年よりは来年の方が少しは良くなる事だろう、来年も楽しみなバラ。


記事をご覧下さり有難うございました
お帰りの際はバナーを押して頂けると記事を更新する励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-17 19:33 | ジャクリーヌデュプレ | Comments(6)

1000m





11月12日の庭
やっと冬囲いを終わらせる事が出来た
先週の休みは忙しく殆ど作業が出来なかったので一日休みを取る事にしてその日と今日で終わらせることが出来た
しかしバラの管理の為に休みを取るとは。。。

囲いを終えた庭
すっかり閑散とした庭になってしまった
c0365716_20414660.jpg



十月の始め頃はこんなに気持ちの良い庭だった
c0365716_16585695.jpg

それがこんなに寂しくなってしまった
今回は透湿防水シートを使うことにした、囲いが真っ白で妙な感じになった(笑)
c0365716_20415497.jpg


通路を横切っているのは三本のつるバラそしてその奥に向かうと何本もの薔薇が横倒しになって折り重なっている
それぞれ根元は遠いが纏めて囲う事で少しでも雪圧の負担を軽減しようとしている
べったり寝る株も有れば完全に倒すのが困難な品種も有る
そんな品種は下の画像のように途中まで倒して引っ張ったり下からささえたりして囲う、これが結構大変なのだ
c0365716_20433362.jpg

上から見た横倒しの図
c0365716_20421538.jpg
ネットや麻布だとトゲに引っかかるもののわりと綺麗に巻けるが
透湿防水シートは綺麗に巻くのが難しい
薔薇を横倒しにした場合、シートの最後を上向きにするとそこから水が入って溜まってしまう
透湿といえども所詮湿度を逃がす程度なので水は抜けないので注意が必要
実際に前庭で透湿防水シートを施した囲いの中に水が溜まっていて焦った、次の休みにでも怪しい物は水抜き穴を空けようと思っている。

どの写真も散らかっていてお恥ずかしい限りだが掃除は来春
最近秋に施肥していたが今回は春の施肥に戻してみる事にした
下の画像は違う角度から撮影したところ
全て透湿防水シートを巻いたわけではない、必要ないものや元々耐寒性の高いものはネットで済ませている
ネットも巻かずとも越冬出来る品種も有るが春の雪割りで剣スコップを雪に突き刺した時 植物が傷つかないようネットは巻くようにしている。
c0365716_20415835.jpg








すっかり寂しくなった庭だが これから約半年庭とはお別れだ
バラの開花の頃パーゴラの中から見た薔薇の葉の美しさが愛おしい
c0365716_20422382.jpg



南東の通路のバロンジロードランやソニアリキエル
ボーボーだったものが
c0365716_16584452.jpg


こんなにコンパクトに
ソニアは透湿防水シート、バロンなど耐寒性の高いものはネット
竹が立っている部分は株元、株元は別に支柱を立てて雪圧から守っている
c0365716_20433928.jpg
ちなみに軒下に見えるのは今年作った鉢のカバーだが昨年はこの軒下にバラの鉢を纏めて置いていた
枝を互い違いに重ねてしまっていた
しかしここは日当たりが良く真冬でも雪が溶けやすい、露出する事が多過ぎるのだ
ここの軒下は薔薇の越冬には向いてないので今年は主庭の囲いの下に挟め込んでしまう事にした


大物の多い前庭
c0365716_16584952.jpg


ここもこんなにスッキリ
巨大青虫みたいになった(笑)
c0365716_20433580.jpg
ここの薔薇は大株な上に葉をむしってない株が多いので纏めるのが大変だった
弧を描いている部分だけではなく実際はその奥、手前にも纏めたシュートが伸びている

こうして囲いが終わったわけだが実際のところ休みまで取らなくても札幌辺りならあと一ヶ月くらいはなんとかなるだろう
ただ年を取ってきたのか植物の活動が終わってくると早く片付けたくて仕方がない
それに氷点下の酷く寒い中作業するのは身体に堪えるのだ、そろそろ貴公子も引退かな(汗)

終わって気が付いてみたら今年囲いに使った縄は1000mに達していた





今となっては雪上に露出させて越冬する薔薇は下の画像のパレードとラローズドゥモリナールだけになった(パレードはトレリスを潜ってしまっただけ)
後はつるを下ろして纏めて囲っている、昨年から横に倒して雪中で越冬する薔薇が多くなったので
来年からは耐寒性の事は書くのを控えようかと思っている
c0365716_20434417.jpg


囲いに夢中になってすっかり見逃していたがセダムが綺麗に色付いていた
c0365716_20423568.jpg
コモチレンゲはすっかり冬葉になっていた


黄色と赤の組み合わせも綺麗だ
ただこの黄色のセダムはちょっと耐寒性が低く越冬しているが今年の春には多くの葉が凍結して溶けていた
c0365716_20424940.jpg


中央奥の最後に植栽したセンペルビウムがちょっと地味なので綺麗に紅葉する品種を植栽しようか考えている
c0365716_20424280.jpg

麻布で霜避けをしてオヤスミ
・・ちょっとかけ方が雑過ぎやしないか?(汗)
c0365716_20431023.jpg


秋に我が家に来たカラミンサがまだ咲いている
花色はいつの間にか薄紫に
c0365716_20432747.jpg



来年活躍してくれることを願っている
c0365716_20432308.jpg



もうすっかり寂しくなったと思っていたけれど
よくよく見ると可愛らしい発見もある
ゲラニウムの紅葉
c0365716_20431703.jpg



最後まで爽やかなフウチソウ
c0365716_20430203.jpg


花が終わっても保が綺麗なアスチルベ
さすがに枯れ色になったがそれでも綺麗だ
c0365716_20425642.jpg
今日はアラレがちらつく寒い日だったが時々晴れ間が有って光を浴びる植物たちに目を奪われ癒された
陽の光って庭にも心にも本当に大切なものだと思う



記事をご覧下さり有難うございました
お帰りの際はバナーを押して頂けると記事を更新する励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-12 23:11 | 2017年の庭 | Comments(16)

赤い瞳を持つ薔薇




今日紹介するのはイギリスの天才チェリストの名前を命名された薔薇
ジャクリーヌ デュ プレ
1988年作出ハークネスの薔薇
c0365716_16412460.jpg

この薔薇の一番の特徴としては他に見ない白い花弁に映える赤いシベ
赤いシベは全くないわけではないが白い花弁の品種では珍しい
この白と赤(ピンクに近い)がこの薔薇を印象づけている一番の特徴だろう
c0365716_16420939.jpg

花弁は開くとカップになるが日中には平咲きになる
c0365716_16415228.jpg


ただ花弁が薄く日差しで萎れる事が多く、雨の重みでも花型が崩れてしまう
おまけに花もちは良くない
c0365716_16421465.jpg
と書いてしまうと良いところが無いように感じるが、僕の通勤路にジャクリーヌが2株有る
他で見る限りでは株の充実と共にある程度花弁が強くなると予想する
元々花付きは良いが更に花数も増えるのでこの辺の問題は解決出来ると思っている
それまでは日差しや雨でヘロヘロになってしまう花が続出するのでなかなか美しい姿を拝めない薔薇でもある


何より綺麗に咲いた時は非常に美しい薔薇だ
c0365716_16415857.jpg

赤いシベの印象が強いが花弁が開いたばかりの頃は花粉を付けているので黄色いシベに見える
c0365716_16400356.jpg
これはこれで色の対比を楽しめる、だがやはり赤いシベの時が一番美しく感じる
c0365716_16413194.jpg

葉は暗緑色で葉脈がはっきりと浮き出る
c0365716_16414797.jpg

蕾を見て判るように開き加減の頃はアプリコットピンクで開くと純白になる
寒冷地特有なのかも知れないが特に開花始めの頃に色が強く出る
c0365716_16414196.jpg

この薔薇を育てるまで僕は八重の薔薇しか育てたことが無かったが
初めて半八重の薔薇を育てようと思った第一号の品種がジャクリーヌデュプレ
c0365716_16394780.jpg

今日はここまで、次回も記事が出来上がり次第ジャクリーヌデュプレを紹介しようと思っている



記事をご覧下さり有難うございました
お帰りの際はバナーを押して頂けると記事を更新する励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-11 18:28 | ジャクリーヌデュプレ | Comments(4)

光射す




今日は予告通りデュセス ダングレーム第二夜
小さな株のわりには長く咲いていたデュセスダングレーム
開花終わり頃の小さめの花だが朝日を透過し美しく咲いたのを記録したものを紹介しようと思う

c0365716_20471816.jpg


花弁はピンクから白のグラデーションだが
ライラックがかったピンクでとても美しい色合いだ
一口にピンクと言っても本当に様々な色合いが有ると薔薇が教えてくれた

c0365716_20470484.jpg


光が透過する事で花弁の繊細さが際立ち美しい
c0365716_20472616.jpg


この薔薇は大株になると本当に素晴らしいことだろう

c0365716_20465341.jpg


ひと取り庭を見終えて家に戻ろうとした時光の差す角度が変わり
まるでデュセスダングレームが輝いているような素晴らしい姿を見ることが出来た
c0365716_20464420.jpg


シベを完全に見せるわけでもなく角度によって覗かせるシベがまた良い
c0365716_20462596.jpg



光の透過する具合を見ればその繊細さが判る
よく言われるティッシュのような質感ではない
c0365716_20463019.jpg


シルク?
c0365716_20461026.jpg


シルクよりも更に繊細で現存する他の物に例えるのは難しい

c0365716_20461617.jpg
天女の羽衣がもしこの世に有ればこんな感じだろうか


記事をご覧下さり有難うございました
お帰りの際はバナーを押して頂けると記事を更新する励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-08 20:02 | デュセスダングレーム | Comments(8)

大人の美しさを持つ薔薇


今日は今年の一番花の紹介、と言っても一季咲きの薔薇
ガリカのオールドローズ デュセス ダングレーム 1821年作出

c0365716_20454592.jpg


今年の春に庭に迎えたことだけ一度伝えたが開花を紹介するのは初めて
美しいライトグリーンの葉と飾り萼が愛らしい
c0365716_20343661.jpg



花弁が優しく開く
c0365716_20460495.jpg


中心がピンクで外側が白のグラデーション
c0365716_20453736.jpg


花弁は不規則に並び整った容姿ではないがとても優しく美しい薔薇だ
c0365716_20473828.jpg

まるでこの不規則に並ぶ花弁が計算されて咲いているような言葉に出来ない美しさの有る薔薇だ
c0365716_20455892.jpg

まるで整っている花が美しさの全てではないのよ、と言われているようだ
上級なオシャレを知っている大人の女性のように
c0365716_20455019.jpg


以前は花弁の並びが整ってないどちらかと言うと崩れた容姿の薔薇は好まなかったが
こういう美しい薔薇に出会うと変わるものである
そう考えるとブログを始めた頃と比べても随分と好みは変わった、そして一貫性が無い
だが薔薇自体が多様で一貫性が無い、しかし皆薔薇という一つのカテゴリに夢中になっている、薔薇って不思議な魅力の有る植物だ
c0365716_20451649.jpg


以前人気ブログランキングのサイトの中で「あなたの好きなバラは?」というアンケートを取った
出来れば品種名をコメントで教えて欲しいと記載した所、多くの方が回答してくれた
デュセスダングレームはその時教えてもらった品種
オールドの素晴らしさを存分に味わえる美しい品種だと思う

c0365716_20451139.jpg
まだ株が充実してないが今年は美しい開花が見られてよかった
株の充実と共に花も充実し更に美しいものが楽しめるだろうと予想している
香りの評価は株が充実してきたらにしようと思っている

今回はここまで、次回もデュセスダングレームを紹介する予定です。


記事をご覧下さり有難うございました
お帰りの際はバナーを押して頂けると記事を更新する励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-07 20:10 | デュセスダングレーム | Comments(4)

オルフェオとライム 今年迎えたバラ その7その8




今日も今年迎えた薔薇シリーズ、正確にはライムは昨年頼んで今年我が家に仲間入りした品種
実はどちらも以前記事で紹介済みだがオルフェオはスマホの中に最後の花の画像が残っていた事と
ライムは一眼レフで撮影した未公開画像が有ったのでこのシリーズでも紹介しようと思う

まずはその7 ロサオリエンティスのオルフェオ

c0365716_18052242.jpg


スマホに残っていたのは気温が冷え込んできた最後の方の開花で引き締まった色合いで花弁の表裏のコントラストが素晴しい
しかし気温が高い頃は結構ボケたような色合いの花も咲いていた、気温が高い時期は赤っぽく咲きやすく色も淡くなりやすいようだ

c0365716_18051679.jpg

成長は遅めで株自体もかなり華奢だ、しかし花付きはとても良いこれは多分一つの房で10輪程蕾が付いていたと思う
小さいシュラブという事でシュートは柔らかく花は俯きがち
バラの家ではコンパクトなフロリバンダタイプで系統はシュラブとしてる・・ん?汗
フロリバンダのような大きさのシュラブという意味かな、確かに育つとそんな感じになりそうな気がする。
(汚い葉は開花が終わってお疲れのプリンスチャールズ)
c0365716_18060075.jpg


とてもインパクトの有る薔薇で気になっていた薔薇だった
たまたまH・Cで見つけて衝動買いした薔薇だったが開花の見ごたえの有る品種である
これは鉢植えで玄関前に飾っても様になると思った薔薇だ
この薔薇の色合いは複色と言うらしい、覆輪というのはよく聞くが複色は初めて聞いた
花業界で使われる言葉らしいが一つの花の中に異なる色合いが存在する花を指すらしい
c0365716_18060827.jpg

正面で見るとちょっと面白みに欠けるので少し俯き加減で咲いている方が良いだろう
c0365716_18061437.jpg

実はこれまでロサオリエンティスの薔薇は知っていてものの耐寒性に不安が有ったこと
最近の和バラ全体に言えることだが鉢植えにしている人が多く、地植えにしている情報が非常に少ない
かろうじてFGのいおりあおいは地植えの情報が比較的多くわりとよく育っているのを見ることが出来る
作出されたばかりというのも有るだろうがそれ以外は検索しても地植えでよく育っているものが殆どヒットしない
ガーデンローズとしてはまだまだ外国のブランドの方が信頼性が高く感じている

c0365716_18062352.jpg
ちなみにこのバラを紹介した以前の記事はこちら↓
来年はもっと綺麗に撮影したい。




続いてはライム
蕾から開く前まではライムの色合い、開くとホワイトで外側の花弁のみライム色が残る薔薇
c0365716_18063298.jpg


これも先日紹介したアルシスさんに有った薔薇で切花品種として紹介されている
紹介写真を見て欲しくなるか微妙なところだが選んで良かった美麗花
ちなみにライムの左隣中央の薔薇はシンベリン
c0365716_18063553.jpg

ティネケやブルーミルフィーユという品種も良さそうだったが
ライムグリーンに惹かれて迎えた薔薇、夏でも余裕で一ヶ月は咲き続けますという説明書きにも惹かれた(笑)
確かに咲いているかも、このライムは暑い時期にずっと蕾のままでそのまま傷んでしまうのではと心配するほどだった
c0365716_18063979.jpg

この薔薇もオルフェオ同様鉢植えで育てている薔薇
ライムを紹介した以前の記事はこちら↓


記事をご覧下さり有難うございました
お帰りの際はバナーを押して頂けると記事を更新する励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

 ブログランキング・にほんブログ村へ
[PR]
by tsukiiro2613 | 2017-11-03 21:02 | Comments(2)