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最後はイングリッシュヘリテージで




これが年内最後の記事になると思います
最後はイングリッシュローズの名花イングリッシュヘリテージで

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イングッシュヘリテージは赤いノムラモミジの左横に植栽している

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判りにくいと思うので今回初めて線で囲ってみた
そう言えばこういうのってよくブログでやっているのを見るけど自分はした事が無かった
文章で説明する事が多いけど、全然分からないだろうと思ってのことだが
実際は株の育ち方や花の美しさを見に来る人が程んどで何処に植栽しているかなんて
あまり興味のない事が多いのではないかと自分では思っていたのでこれまで線で囲う事など無かった

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下の画像ははまだ開花前の上の画像の裏側

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昔はここがスカスカで外から丸見えだったのだ
やはり人通りがそれ程無くても見え過ぎるのは落ち着かないものである
スクスクと大きくなったヘリテージは植栽当初の予定通り
樹木と樹木の間の空間を塞ぎ目隠しとしての役割を果たしてくれている

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開花始めの頃

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この開花が始まった頃の充実した花が僕は一番好きだ
何とも言えない美しいカップ咲き

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短命で知られるイングリッシュヘリテージはあっという間に褪色
気温が高い時には一日で花は終わってしまう

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とても美しく繊細な花と素晴しい香りの有る薔薇なので花が短命なのは気にならないが
後で思ったのは道路に面している場所では咲き揃う薔薇の方が見栄えが良いという事
花が短命な為入れ替わり開花を続ける
強風で強制終了させられたりも有るが株全体としての見応えに欠けていると思った

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この薔薇も南風の影響をモロに受けるどちらかと言うと防風樹のような役割になってしまう薔薇だ
上の画像では風で中の方に押し込まれてしまった花が見えるが
下の美しい花の下の方に不自然に横切るシュートは風で乱れたもの

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不特定の人に観せるという観点から言えば違うバラでも良かったような気がするが
やはり僕は自分の植えたい、自分の感動する薔薇を植えたいという思いが強い
ブログで紹介するようになって全景の物足りなさを感じたが
これまで育ててきてイングリッシュヘリテージに物足りなさを感じたことなど無かった
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上はセプタードアイルに似ているヘリテージの花

実は今年のイングリッシュヘリテージはさび病に苦しんだ
これまでさび病は昔ジメジメした風通しの悪い場所に植栽していたピエールドロンサールに毎年出ていたが
ピエールを辞めて以来二度と見る事は無かった
しかし今年風通しと日当たりの良いヘリテージから突然さび病が始まって
風下へ伝染しだした、ヘリテージは薬剤で一旦回復するものの再発
秋までにはかなり良くなったが結局シーズンを通してさび病が完全に消えることは無かった
どうやら今年は気候的にさび病が出やすかったらしく
バラ園にいってもよくさび病の株を見た、だからいつもの防除では防げなかったのだろう
元々さび病の防除を考えていたことも無かったくらいなので今年はとても焦った
元気だと思ったいたが春からさび病が出て今年の一番花は蕾も少なく小さい花が多かったように思う

しかしそんな事が画像で伝わるわけでもないので美しい開花を続けて紹介していこう(笑)


朝日を待つヘリテージ
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花はアプリコットピンクからピンク色へ、そして白っぽくなりバサっと散る
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花に朝日が差してくる
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一輪の中心に木漏れ日が差し込む
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まるで自身が灯っているように
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開花が終わりに近づいてくる
風で株がかなり乱れてしまった

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最初の花と印象が違うがこれもこれで美しい
今年からクレマチスミケリテとのコラボしている、ミケリテは今年は無事に成長し
木の葉型の自作トレリスを覆って開花してくれた、それはまた後日にでも(笑)
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僕は欲を言えば開花始まりの頃の花が終盤まで続いてくれると嬉しいのだが
終盤は愛らしいコロンコロンの小さめのカップ咲きが多い
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今年はさび病、そして花が咲き揃わないなど色々と書いたが
この薔薇は基本耐病性は強く活力の有る健康的な伸び方をするとても信頼できる薔薇だと思う
あ、もちろん花もとても美しい
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残念ながらここでは凍害が出るのであまり長く伸ばして使う感じではないが
ある程度切り詰めても十分楽しめるバラだと思う
よくよく考えると今年は何時もよりも凍害が強く出た年だった
樹勢を落としたり後遺症を感じたことが無かったので気がつかなかったが
春からの病気といつもと感じの違う開花は凍害のせいという可能性も無いこともないだろう

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今年の一番花の時期は低温であったため
こんな褪色した花も割と長く楽しめていた
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開花始めの花は10センチ弱くらいは有ると思うが開花終わりの頃は5~6cm程度
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最後にはシベの見える花も

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今年のイングリッシュヘリテージの一番花は満足いかなかった思いが強かったが
こうして写真で見ているとそんな事も忘れてしまうくらい美しく懐かしい
夏の花は見なかったが秋にはまた美しく咲いてくれたイングリッシュヘリテージ

こうやって冬になっても一番花の紹介を続けているが
今となってはこの暗く長い冬に一番花を思い出し紹介出来る事は
自分にとっても癒しになっている
ただお気に入り品種が一つまた一つと紹介が終わる度に少し寂しくなっていたりして(笑)
読者の方々はアレはどうした?と思っている方も居るかと思うが
完全に出し惜しみです(笑)

それでは代わり映えしないですが、また来年も引き続き庭の植物の紹介を続けてゆこうと思います
どうぞよろしくお願いいたします
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by tsukiiro2613 | 2016-12-29 22:34 | イングリッシュヘリテージ
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