待っていたモリス



今日の紹介はウィリアム・モリス
1998年作出のイングリッシュローズ2016年一番花
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ウィリアムモリスは大型のシュラブだが伸長力が強くツル薔薇としての利用が出来る薔薇
もちろん短く切り詰めれば大きめのブッシュでもシュラブにも出来るだろう
北海道のバラ園なんかではよく見る光景

下の写真は開花が始まった頃の花

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全体の印象としてはピンク色の薔薇だが
中心にアプリコットが強く出たりピンク色になったり色の移ろう薔薇である
褪色すると全体が白っぽくなる



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植栽しているのはアーチの向かって左の片側
その片側の奥にはフォルスタッフが植栽してある
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扉を抜けるときはいつもウィリアムモリスの花を見る事ができる
・・たまに扉に挟まりそうになって救出しているけど。汗


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非常に整った花で大きめの中輪の花
株と花のバランスで見るとゴージャスさを失わず株とアンバランスにもならないちょうど良いサイズの花の大きさだと思う
僕はこういうタイプの八重咲きは7~10cmくらいまでの大きさの花が好きだ
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非常に美しい薔薇
これまであまり書く事は無かったが この薔薇は我が家のイングリッシュの中でも五本の指に入る程気に入っているバラだ
と言っても順位が有るわけではないが・・
しかしハンドブックではわりと早くにメイン品種からは外れツル紹介の所に載っていた
僕は同じようなサイズの薔薇を選ぶのを見て何故この薔薇を選ばないのか不思議に思うくらいだ

もちろん好みは有るので仕方が無い事だが
バラ園なんかで見ているとあまり思わない事だがこの薔薇は人を惹きつける魅力の有る薔薇だと僕はおもう
庭でシュートを誘引して花が咲くととても雰囲気が出る薔薇なのだ
その上夏も秋もちゃんと咲く薔薇だ、大きめのシュラブではこの薔薇のように咲く薔薇はあまりない
我が家では秋に間に合わなくなるので夏にはあまり咲かせない

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ティーの香りなのでそれ程強くは香らないが(自分がティー系の香りをあまり感じないのもある)
香る時はとても優しい良い香りが漂う

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葉は半照り葉で茎はあずき色、耐病性も良く樹勢も強い
花付きも申し分無いだろう
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下の写真は上から見た所、アーチは右下
この記事では写真が多いものの前面から見た写真があまり無い
普通ならアーチ正面から見たところを紹介するのが本当だろう
しかしいつも記事に書いているように南風がひどく強く吹くのでアーチ前面の花は早々と傷み強制終了させられ
ちゃんと咲いているように見える写真が無いのだ

樹勢が有り伸ばせばアーチや壁面・フェンスなどに使えるが
伸ばすとなると寒冷地では耐寒性の面ではちょっと物足りなさを感じる
イングリッシュは殆ど四季咲き性が有るので耐寒性が高いと言われていてもウィリアムモリスと同じくらいの耐寒性の薔薇が多い
札幌ではアーチを覆うくらいまで簡単に伸びるが問題は長く伸ばしたツルが越冬出来るかどうか
長く伸ばす場合は冬の防寒は必要だろう、雪に埋まるようツルを降ろして越冬すればなんとか行けると思っている
毎年思うことだが凍害さえ出なければ今頃殆どの構造物も薔薇で覆えている事だろう、寒さが恨めしい
しかしその代わり薔薇に甚大な被害を与える虫が少ないのはとても助かる

ちなみにフォルスタッフは防寒しなくてもここでは凍害が出ない耐寒性の高い薔薇だ
しかしフォルスタッフはアーチには向いてないと僕は思う、どちらかと言うと高性のブッシュローズっぽい薔薇
アーチの上でめちゃくちゃ長いステムが立ち上がってしまう
ウィリアムモリスもステムは長いが垂れるのでそれ程気にならない
昨年はウィリアムモリスを扉の上のアーチ状の枝に、フォルスタッフを鋼製のアーチに誘引した
どちらもアーチを覆うに十分な樹勢がある
しかしウィリアムは虫害で半分駄目になり
フォルスタッフはアーチの上で長いステムがビョ~んと真っ直ぐ立ち上がってしまう結果に
それにより結局フォルスタッフは切り詰めてウィリアムモリスを鋼製アーチに戻し
扉の上の枝のアーチには薔薇を括れないままになっている
マダムイサークも扉までは凍害で伸ばせない、あとはファンタンラトゥールに期待するしかないようだ。汗

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開き始めは色が濃い目に出ることが多いが
開花が進むと全体が落ち着いた色合いになってくる
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イングリッシュなのでモダンな部分も持っているが
下の写真のようにオールドローズのように咲く姿く姿がたまらない
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非常に美しい開花を見せているウィリアムモリスだが
一昨年の事、我が家では珍しい虫害で二本しか無い主幹を一本失ってしまった
這わせる薔薇は早くに支えて長く伸ばすと株元が細く頭でっかちになり、ベーサルも出にくくなってしまうが
この薔薇はもともと樹勢が落ち着くとシュート更新をあまりしないようなので一本枝になってしまっている
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しかし一昨年のうちにかなり復活してくれたウィリアムモリス
開花をとても楽しみにしていたのだが、この時期に前代未聞の出張が。大汗
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出発の日の早朝
あともう少しなのに・・・と悔しい思い出眺めていた時の写真
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しかもずっと涼しく経過していたのにこの時に限って出張の間ずっと30度くらいまで気温が上がる
出かけている間に強制終了か?とドキドキだった
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しかし帰ってくるとそんな心配をよそにウィリアムモリスは僕を待っていたのごとく美しく沢山の花を咲かせていた
悪天候が続いて見所を失う薔薇が多かった昨年のこの開花はとても嬉しかった
(アーチ前面はもうとっくに風にやられていたけど)
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帰ってきた次の日に見た早朝の花はとても美しかった

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ゴメンね昨年は沢山咲けなくって。。(モリス)

いいんだよそんな事、一昨年だって枝を失っても十分綺麗に咲いていたさ 気にするな

やだカッコイイ!せめてお名前だけでもお聞かせ願えますか?

名乗る程の者じゃないさ、でも薔薇の貴公子、とだけ言っておこうか
(それよりオーナーの事も知らんのか?汗)

き、貴公子!?ん~やっぱなんかダサい。大汗

・・・でもアホ、いえ貴公子、一つだけ言ってなかった事があるの聞いてください
実は私、男なの。(ヒゲの生えたね。)

ええぇぇえ!!!

気絶


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まあ茶番劇は置いておいて、ウィリアムモリスが気を落とした僕を見ていたかのごとく
昨年は素晴らしく咲いてくれたという事を言いたかったのだが。(笑)
こんな女性らしい薔薇が男性の名前というのもイングリッシュの不可解なところ

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開花最盛期の頃になると良い色合いになる
このアンティークな感じがウィリアムモリスの一番好きなところ

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バラの栽培歴が長くなってくると段々とその薔薇の本当の顔、性質が分かってくる
そして自分の好みも分かってくる
その中でこの先もずっと育ててゆきたいと思える薔薇を考えるようにもなる
ウィリアムモリスはこれから先もずっと育ててゆきたいと思える薔薇だと思った
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昨年の一番花はとても良かったが
秋には蕾は沢山上がったものの雨が多くステムが異様に長く育ったうえに咲いても雨で上手く咲けなかった
しかし株が復活して一番花でしっかり見れたので満足な年だった
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見たとおり花弁が繊細なので強い日差しでは花焼けする事も有る
左側の丸い花はちょっとボーリング気味、ただしボーリングして開いた花がみな見れないなんて事は無い
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ここは日当たりが良く日差しを受けた写真を撮るには角度的にちょっと難しい場所
これまで殆どが日が当たる前の早朝か日没の頃の写真
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ここからはちょっとだけ日差しを取り込んだ写真
フォルスタッフとウィリアムモリス
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昨年は出張に出たときのみ暑かったが開花期はずっと寒かった
7月になっても涼しく、昨年は夏が来ないまま終わるのではと思った程だった
その涼しさも手伝って最盛期は過ぎても長いこと咲いていたウィリアムモリス
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下の写真はなかなか面白い、ウィリアムモリスだけに日差しが当たって輝いているようだ
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今年も素晴らしい開花に会えることを楽しみにしている
さて、ウィリアムモリスの紹介が終わってしまった
紹介出来る品種も少なくなってきた、今年は上手いこと春の記事とシフト出来ると良いのだが
それまで皆さんお付き合いよろしくお願いいたします。




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by tsukiiro2613 | 2017-01-15 15:49 | ウィリアムモリス
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