強香




今日紹介するのは1985年に作出されたイングリッシュローズの名花アブラハム・ダービー
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この薔薇をブログで初めて紹介したのは2013年の事
当時は紹介するパーゴラの支柱の足元で咲いていた、しかし今となってはかなり大きな薔薇になった
ちなみに2013年のアブラハムはこちら↓
今見ると確かによく咲く薔薇だが花もちは悪くないけどちょっと大げさだったように思う




そして今のアブラハム
パーゴラ手前の1番左に植栽されているのがアブラハム
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開き始めはオレンジ寄りのアプリコット
上部のステムは元気が良く少し全体と離れた印象になってしまった
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アプリコット色が強かったアブラハムは褪色するとピンク色になってくる
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パーゴラ手前左からアブラハム、ジャスミーナ、ヴァリエガタディボローニャと続く
ちなみにアブラハムの足元に見えるマゼンタピンクのような薔薇はヤングリシダス
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アブラハムとジャスミーナ、ヴァリエガタディボローニャとの間にM字に空間が有るがシュートが足りないわけではなく
パーゴラの下にも色々植栽しているのでパーゴラの通り抜けの開口部の他にも採光の為に空けているのだ(笑)




このアブラハムダービーはとても強いフルーツ香を有した薔薇だ
パーゴラの右奥に我が家の玄関が有るのだが玄関を出るとアブラハムの香りがフワっと香ってくる程
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このパーゴラに植栽している薔薇は殆ど芳香品種だがアブラハムの香りが強すぎて全てかき消されてしまう
なんだか臭いみたいな書き方になってしまったが強くて困る事はない、とても良い香りでウットリする
アブラハムが終わってからはジャスミーナが咲くのでこの頃には林檎の香りがフワッと香る
玄関を出てアブラハムが香って曲がると出窓の間の植え込みのソニアリキエルが香る
それぞれの開花と香りを堪能しながら主庭へ入るというのが開花期のパターン(笑)
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雨に濡れるアブラハム
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僕はアンブリッジとかグレイスそしてアブラハムと花色の少し似ているこの薔薇たちに共通している事がある、前に記事でも書いたが褪色した様子を見るのが特にすきだ
しかしアブラハムの開花で1番魅力的なのはきっとこのアプリコットとピンクが交じり合いながら咲く姿だろう
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ブログを初めて暫くの間、薔薇はカチっとキリッと咲いた姿を撮影するのが好きだったが
今では褪色しきって散る様なんかもとても自然でその時のシーンがおもい浮かぶので好んで撮影するようになってきた
上の写真では散った花弁が一枚乗っている事で開花期の雰囲気の事をよく思い起こせる


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やはりステムは長めだが酷く長くは無い、ウィリアムモリスと同じくらいだろうか
・・ウィリアムモリスはアブラハムの子なので似てるのは当たり前か



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花弁の外側がアプリコットで内側がピンクのリバーシブル、美しい花型
そしてそれに相応しい香り
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この薔薇を迎えるまでにはちょっとした経緯がある
一度目はアブラハムのタグが付いたH・Cの鉢苗を購入したのに咲いたのはクレアオースチンだった
二度目はストロベリーヒルを頼んだのに届いたのはジェントルハーマイオニーだった(笑)
ちなみにハーマイオニーはその時既に所有していたので咲く前から判ってしまった
それもそのはずハーマイオニーのわりとマットな葉とストロベリーヒルの照り照りツヤツヤの葉は全く違うのだから
ストロベリーヒルはその当時、その年のうちに絶対に植栽したかったので園芸店で見つけて買いそびれないよう自分で連れ帰った
その後ストロベリーヒルを頼んだショップで代替えを送ってくれるとのことだったのでその時にアブラハムを頼んだのだった
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きっとアブラハムとよく比べられるのはきっとエヴリンだろう、株の大きさと色合いがよく似ている
どちらも強香種という事で迷う所
アブラハムは両親がモダンローズで葉もモダン色が強いが一方エヴリンはグラハムとタモラとER同士の交配になっている
若干アブラハムの方が耐病性が強そうだがエヴリンを所有してない僕にはそれは想像でしかない
ちなみに僕は花容がアブラハムの方が好みだったので選んだ、ただエヴリンは生産中止とのことでとても残念だ

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写真ではとても大きく見えるアブラハムダービーだが長さは有るがそれ程シュートはボーボーではなくスッキリしている
最近村田氏の本を読んでいて納得したが、どんなに枝を茂らせて誘引時に残しても結局花の数は日差しで決まるので
シュートを沢山使ったからと言って沢山咲くわけではない、それぞれが邪魔して日陰になってしまえば花が減ってしまう
蕾を付けるには日差しが必要なので誘引する時は大中小輪それぞれのステムの長さとシュートの間隔などには気をつけたほうが良いのだろう


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アブラハムの開花の終わり頃、上部で長いステムを伸ばしていた物がやっと開花した
その花はゆるいウェーブが入っていてそれまでのアブラハムとは違っていた
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まるでジェネラシオンジャルダンの色違いのように咲いていた
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この玄関側のパーゴラは色が合わないなどの理由で主庭に使えなかったけど育ててみたかった品種が殆ど
全く統一性の無いパーゴラになっている、更に開花期もズレズレ(笑)
アブラハムは色が定まらない事やモダンの雰囲気が強いので少し戸惑ったが育てていけば行く程に良い薔薇だな~と思うのだった
今年の開花でこの薔薇に会えるのを楽しみにしている。





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by tsukiiro2613 | 2018-01-20 12:34 | アブラハムダービー
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