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癒しのブルーのクレマチス




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今日は少しだけ薔薇から離れてクレマチス プリンスチャールズの紹介をしたいと思う
地域にもよるのだろうがここではこのクレマチスはバラと一緒に開花してくれる

植栽位置は庭の入口の右側
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このクレマチスが有るおかげで全体が柔らかい印象になっている



これまでの薔薇の紹介にもちょこちょこプリンスチャールズは入っていた
右側にちょっとだけプリンスチャールズが写っている、この感じがとても好きだ
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プリンスチャールズはビチセラ系で強剪定タイプだ
毎年バッサリ切り取り一から伸びてきたツルを誘引していく
伸びたら伸びただけ誘引する、途中方向を変えたりまだ足りない部分に方向転換し、フックのような手を僕が絡ませてあげてながら
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写真は6分から7分咲きと言うところだろうか、庭の開口部から見える薔薇と合わせた見頃はこのくらいの時期だろう
クレマチスは開花期が長いのがとても良い、そして見頃も薔薇よりもずっと長い
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向かって右側にツルが多く蕾も集中して付いたのでその部分は溢れんばかりに咲いている
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ただ僕はビッシリ咲いているよりも写真としては葉と花が程よい割合に入っている方が好きだ
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しかしビッシリと咲いていると見応えは良い
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このクレマチスはブルーはブルーだがどちらかと言うと薔薇と同じく藤色に近い
日の当たり具合でも色の印象は変わるが日陰では青が強く見え、日が当たると藤色に見える

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成長花付き共に素晴らしいクレマチスだと思うが意外に伸びないという情報も多くどうしたものかと思っている
深く根を張るクレマチスは庭土が深く入っている場所で乾燥し過ぎず湿りすぎない水はけのよい場所を好む
とは言えこの場所は深さこそ有るがとても狭い植え込みなので根が伸びるスペースにいつ限界がくるかとヒヤヒヤしている
毎年薔薇と同じ堆肥とボカシ肥は与えいるがその程度、よく薔薇に絡まっているクレマチスを見るが僕は他の植物にツルが絡まるのは生育を阻害する事になるのが嫌でクレマチスは殆ど単独で植栽し景観として他の植物とコラボさせている
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花弁のように見える萼は5~6枚になる
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クレマチスは僕の好みな花が多いキンポウゲ科だが花弁のように見える部分は実は萼で花弁は元々無い
薔薇の場合は雄シベが弁化して八重の枚数を増やしている、これの場合は雄シベを減らしているもしくは無くなっているので退化にちかい
花弁という部位が必要かどうかではなく種を残していく為の手段なので花弁かどうかよりも働きの方が重要なのだろう
まあクレマチスの萼についは厳密に言わなくても花弁に見える部分が花弁という書き方で行こうと思う。

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僕は薔薇には豪華な八重咲きを求める事が多いがクレマチスは逆に華奢な一重の物を好んで植栽している
風車型は花弁の間の隙間が広い物が好みで中輪サイズが良い、ちなみに小輪も結構好み
ベル咲きなんかも愛らしくて良い、ちなみにアトラゲネ系は八重だが別
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さてプリンスチャールズの紹介になると必ず光が花弁を透過する写真を使っている
僕がこういう姿が好みなのも有る、他の植物でもこういう光を浴びる植物の美しい姿を撮影する事が多い(タイミングが合えば)
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プリンスチャールズは壁面から敢えて迫り出させた部分に朝日と夕日どちらも当たる
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この部分が有ることでツルの先の柔らかい美しさを作ると共に光を透過する美しい姿を見ることが出来る
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昨年よりもブリュームアップしたチャールズだが迫り出した部分も少し広げている、あまり出すと邪魔なのでこのくらいが限界
光に透かすと後で足した野菜支柱まで透けてみるから美しい・・・わけない(笑)
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この時間帯のプリンスチャールズを見ると本当に癒される


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花弁はビシッと平らに綺麗に開かず少し縒れたり反り返り自然な美しさがある
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園芸の良いところはこういう植物の美しさを目の当たりにすると日々のモヤモヤした感情やどうでも良い事が吹き飛び
その世界に浸り癒される事だろうと思う
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ブログで使う写真の撮り方としてはまず記録としての写真、そして格好つけた見映えの有る写真
しかし僕が一番伝えたいのはその場の雰囲気を切り取った写真なのだった、まあまだまだだけど。。


さてチャールズの方はバラの見頃とクレマチスの見頃が重なった辺りから全景を撮影しているが
ずっとこのくらいの開花を維持している
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とにかく昨年は凄い花付きが良かった

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ちなみに一昨年2016年の開花が↓の画像
この時も大きくなって結構咲いたな~と思っていた
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しかし昨年2017年は比べ物にならないくらい大きさと花付きが増している
風当たりが強い場所なので誘引しながら育つ柔らかいツルが折れてしまったりするが
昨年は無事に使いたい場所まで到達、予定の場所まで伸びれば後は伸びてもピンチしてしまう
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ちなみにこの花は開花終わり頃の花、かなり暑かった7月前半のもの
花弁が太めで短く花全体が少し小さくなったようだ
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しかし長いことこの状態をキープ出来るクレマチスはやはり優秀だ
実際に庭の入口で出迎えるこのクレマチスは非常に評判が良い、庭の入口を飾るに相応しいクレマチスだと思う
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by tsukiiro2613 | 2018-03-02 21:21 | クレマチス、つる性植物
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