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ジ エンシェント マリナー初開花とオリビアローズオースチンの二番花



今日はイングリッシュの新品種のジエンシェントマリナーの初開花とオリビアローズオースチンの二番花の紹介

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我が家で一番の巨大な鉢に植え込んだジエンシェントマリナー
と言っても12号鉢程度の大きさのテラコッタ
送られてきた苗の枝がクラウンの接合部分で一本裂けていたのでちょっと萎えたが
株自体には問題なく順調に蕾を上げた
遅くに来た裸苗という事も有り結構な遅咲きだったが根が落ち着けばもっと早く開花するのでは?と予想している
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この薔薇はネットのみの情報で迎えたが綺麗な薔薇だと思った
しかしジェフの色違い?と思えるような、ジェフハミルトンの色を濃くしたような花だと思った
しかしこれも株が落ち着いてみないと何とも言えない、ただ裸から最初に咲いた花にしてはまあまあの花かな
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ミルラの強香とのことだったが今のところ香りは全く感じられなかった

ひと枝に3~5輪程度の房咲きが多かった

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天候のせいかネットの写真のようにカップアンドソーサーにフワッと開花せずカップを保っていた
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ある程度咲いたところで日差しで花が傷んできたので
全てカットする事にした、最初に上がった蕾は20輪程度だった
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そしてオリビアローズオースチンの二番花
この薔薇は迎えたときに蕾が有ったので早々と二番花を咲かせた
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葉が汚いのは風で傷ついたせいで病気ではない
エンシェントとオリビアは病気に強い品種とのことなので消毒してないが今のところ病気になってない

一番花よりはずっと小さくなったが
やはり温かみの無い色のピンクでちょっとライラックがかった見える
写真の関係で紫っぽく見えるかもしれないがほんのり程度
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こちらもまだ香りに関してはよく判らず。汗
オリビアは成長せずに蕾を上げてしまったので咲いてない蕾を含めこの時点で全てカット
開いた花は縁が日差しで傷んでいた
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どちらも今現在の印象しか書けないのでカテゴリはまだ作ってない
ただどちらにも言えることはこれまでのERのピンク色の品種はアプリコット色に傾いたり
色が移ろう薔薇が多かった、それもまた魅力の一つではある
しかし僕個人としてはさすがに多すぎる!と思っていた
デヴィッド・オースチン氏が交配の過程で純粋なピンク色が出にくくなっていると言っていたのを本で見たが
最近になってピンク色の薔薇はアプリコット色にならない品種が生み出されているようにも思う
この二種は褪色はするものの違う色に変わったりはしないようだ
エンシェントはちょっとほかの色が入っているように見えるが実際にはそうでもない
どちらも春から伸びて花が咲くまでの成長で止まっており、これからどうなるのか見守ってゆきたいと思っている

これからも一番花の紹介記事を続けてゆこうと思っているが今年もよく撮影した
いや、狂ったように撮影しまくった(笑)
記事に上げるのは多い時には20枚を超えるが実際は物凄い数の写真が有る
それはいつ花が強制終了させられるか分からない強迫観念
そして花もちが良くない薔薇の一番美しい姿は一瞬しか無い事も珍しくはない事から来ているのだが
恐ろしく枚数が有って写真の出来は別として膨大な同じような写真の中から選ぶのも一苦労なのだ

人通りの少ない場所なのであまり気にする事もなく撮影しているが
おそらくご近所さんは毎日のように撮影している僕を窓越しに目撃しているに違いない(笑)
あの人あんなに沢山撮影してどうするつもりなのかしら?あの薔薇のところで昨日も一昨日もその前も撮影してたような・・・汗
と思われていることだろう

もしも我が家の前をたまたま通りがかった親子なんか居たら
ママァ~あのオジさんカメラ撮ってるよ~
シッ!見ちゃいけません
見てごらん、あの人の口元
薔薇を撮りながらニヤニヤしてるでしょ?何がそんなに楽しいのかしら・・
それに薔薇が全然似合ってないし、あ~気持ち悪い。
怖い怖い、ああいう人には絶対近づいちゃいけませんよ、解った?
はぁ~い!

となるに違いない(笑)
冗談はいいとして、僕は周りの人間いわく話しかけにくいオーラが出ているらしい
僕は別にそんな事ないつもりだが、まあそれはそれで庭に居るときは良いのかもしれない(笑)


今年は思った以上に開花期の天候が悪く風に弱い我が家の庭の欠点が浮き彫りになった
開花が終わった今になって天候が落ち着いているけど。大汗
今年は薔薇だけでなく宿根草も風でグタグタでバラの開花前以外の写真は殆ど撮影しなかった
薔薇の開花も最盛期が無いような写真ばかりなので写真整理するのも嫌になってきた
いっそ今年は紹介しないという手も有るかと思ったが
でもまあそんな年も有るさと気楽に、今年は記事の更新もゆっくりしていこうと思う



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# by tsukiiro2613 | 2016-07-17 13:52 | ジエンシェントマリナー

結局


今日はルイーズ・オディエの紹介
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この薔薇は我が家ではバロンに次ぐ早咲き
ちなみに先日紹介したファンタンラトゥールも早咲き
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開き始めは濃いローズピンク
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今年は全体に蕾が例年よりも大きめで花弁数も多かったように思う
開き始めと咲き進んで褪色した花
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咲き進むと色が淡くなりほんのり紫を帯びたピンク色になる
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他の薔薇同様この薔薇も強風で葉が傷んでいる
しかしバロンにしてもこのルイーズにしても今年はうどんこ病に悩まされる事は無かったのはとても嬉しかった
と言うよりどの薔薇にもうどん粉が出ず、ここ数年開花前にうどん粉が出てきて嫌な思いをしたが
今年は開花後半にちょこっと出た程度で、気温が涼しく経過している今もほとんどうどん粉が出てない

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ルイーズはカップ咲き、薔薇らしい良い香りがする
ただ今年の開花序盤は花の形が安定してなかった
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段々と安定した花型で咲くようになってきた
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この薔薇はライラックピンクに褪色して花弁を大きく反らせて咲く姿がとても魅力的だ
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花弁数、重ねがちょうど良く花弁の反り返る形も良い
ブルボンはこの魅力的な咲き方の花が多いのが好きだ
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ルイーズオディエは非常に強健な事で有名だが
そうかと我が家ではあまり環境の良くない場所に植栽した
購入した挿し木苗だったが思ったように樹勢が付かず毎年ゆっくりと成長している
まあ大きくなっているので良いのだが、前評判のようにはならなかった。汗

気に入っている薔薇だったので接木苗ではどうかと結局接木でも迎えて別の場所にも植栽していた
しかし結局良い場所は空いてなかった。汗

そんな接木のルイーズが開花した
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・・・でも挿し木と全然色が違う!?
写真で判るだろうか?
なんだか甘味の強いピンクで・・これはこれで良い(笑)
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花の形はルイーズだが本当に同じバラ?

いいえ、私は双子の妹ルイーザ
なんて事だったら面白いのに(笑)
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う~ん花は一緒だが色がまるで別の薔薇だ
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元々の挿し木株の方に戻ってみる
褪色して魅力的に咲いているルイーズと言えばこの色合いだが
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非常に魅力的な開花だカップ咲きの少女の可愛らしさとは違った大人の女性のような美しさ
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元々の挿し木株の全景
ほかの薔薇は同じ場所で大きくなったがルイーズは緩慢な成長を見せている
早咲きなので他の薔薇は開き始めか蕾の状態
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昨年ベーサルがにゅ~っと伸びてきたので上部だけ壁の角を曲がって奥に誘引している
しかしそっちは風当たりが強く強風であっという間にボロボロになってしまった。汗
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そしてまた新しい接木株に戻る
こちらも開花は進む
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こちらは迎えたばかりなので当然株はまだ小さい
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枝変わりかと思うほど色が違う本当にルイーズなのだろうか
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いいえ私は双子の妹、いやもうこのくだりはいいか。汗
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褪色しても色合いは微妙に違うようだ
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ルイーズは挿し木株の成長が思わしくなく結局接木株を手に入れたものの
結局良い場所には植栽してない
しかし結局好きな薔薇である
好きなのにちょっと意地悪してしまう小学生男子のようなものかな(全然違う)
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まだどちらも小さな株だがもっと成長してくれることを願っている
ワンパクでもいい、たくましく育って欲しい(何処かで聞いたセリフ)
まあそうは言っても今年も小さいなりに美しい開花が見れたので満足している。




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# by tsukiiro2613 | 2016-07-13 22:39 | ルイーズオディエ

天上の薔薇



今日の紹介はファンタン・ラトゥール
ファンタンラトゥールはフランスの画家で薔薇の絵を多く残している
この薔薇の作出者は不明になっているが、ファンタンラトゥールの薔薇の絵に感銘を受けて命名した薔薇なのだろうと想像できる

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我が家にケンティフォリアのオールドローズはファンタンラトゥールのみだが
作出年が1900年とオールドにしてはわりと新しい

開き始めは細長い蕾
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最初の花は中心が濃い色合いで咲いた
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この薔薇も強風で少し葉が傷んでいる。汗
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一輪咲くと周りの空気が変わるような雰囲気の有る薔薇である
ツンと来るような香りではなく優しい香りが漂う、この容姿にピッタリの香りが
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オールドとしては新しめなせいなのか葉に少し照りがあり
この色合いのオールドの薔薇としては花の傷みが少なく
雨や強い日差しに照りつけられても意外に綺麗な開花が見れるのが良いところ
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淡いブラッシュピンクの薔薇だが少しライラックが入り美しい
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雨に濡れる姿も非常に美しかった
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咲き進むと白っぽくなる
シルキーな花弁に雨粒が乗る
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整った花型だが少しだけふわっとルーズな咲き方、これがまた良い
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マダムイサークプレールとのコラボがまた美しい
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開ききったところ、どこまでも美しく清らかな花弁だ
天上の薔薇_c0365716_12134496.jpg


どこまでも美しく周りの空気すら変えてしまう程の美しさを持つ薔薇
白薔薇ではないがシルキーな花弁とヒラヒラとした花弁はまるでこの世のものとは思えぬ美しさ
まるで天上の薔薇のようだ
天上の薔薇_c0365716_12133550.jpg

実は僕はもっと小さい花かと思っていたがファンタンラトゥールは大輪で
マダムイサークプレールと同じくらいの花の大きさだった
大輪と言ってもモダンで言えば中輪サイズ花経は10cm程度だろうか

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一輪一輪はそれなりに花もちが良く、咲き方も一気にではなく一輪ずつゆっくり開いてゆく感じ
天上の薔薇_c0365716_12131242.jpg

マダムイサークとの相性もピッタリなようだ
大きくなる薔薇だと思うが、いかんせん我が家では緩慢な成長を見せゆっくり育っている
ファンタンラトゥールさえ大きくなれば毎年凍害の出るマダムイサークに無理をさせずに
ファンタンラトゥールと高さを入れ替えても良いと思っている
天上の薔薇_c0365716_12130783.jpg

開花が終わり頃になり咲き方がルーズになってきた
天上の薔薇_c0365716_12130222.jpg


強風でアイスバーグも遊びに来ていた(笑)
まるで一枚の絵のような美しいコラボ
天上の薔薇_c0365716_12125306.jpg
ファンタンラトゥールが薔薇の絵を描いていた時代は1800年代中盤~後期にかけて
ちょうどバラの交配が盛んで後にオールドローズとモダンローズが分けられた頃に重なるだろう
おそらく当時としても目新しい薔薇は魅力的で見たことのない美しさに酔いしれたに違いない
ファンタンラトゥールが亡くなってから112年の時が経っているが
今となれば更に数え切れないほど色々なタイプの薔薇が生み出されている
もし彼が今生きていたらどんな薔薇を描いていただろうかと思ってみる



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# by tsukiiro2613 | 2016-07-10 14:11 | ファンタンラトゥール

彼のカヲリの庭



さて、そろそろ今年の一番花の全景をアップしておかなければいけないだろう
今回の良かった頃の主庭の全景をアップしたいと思う

彼のカヲリの庭_c0365716_21120544.jpg
今年は全体を通して悪天候が続き僕としては不満の多い年だったが
薔薇は悪天候の間に頑張って開花してくれていた
今年はひどく風が強く何度も痛めつけられたが
同じ市内でも え?何の事??なんて方もいらっしゃることだろう
我が家の庭は南向きだが日当たりの良い南向きの庭をこんなに恨んだ年は無かったように思う
主庭も前提も出窓の間の植え込みも全てが南風の影響を受ける場所に位置しているのだからやりきれない

いつもながらのアイスバーグとレディオブシャーロットそしてマダムイサークプレール
マダムイサークは中間が空いているが誘引したシュートが後になって凍害で枯れてしまった。涙
シャーロットはいつも通りだが芽出しの頃の処理が悪いことに今年気がついた
でもどのバラもとても美しかった

彼のカヲリの庭_c0365716_21120153.jpg
しかし全て悪かったわけではない
調子の上がらない薔薇も有ったが大きくなった薔薇の開花を見届けることが出来たし
今年も美しく香り高い感動する開花に出会えた
昨年虫害でダメだったウィリアムモリスは昨年の分を取り返すかのように良かったし
最近ではレディエマハミルトンの開花に酔しれた、美しい花と濃厚な香りから離れたくなくなってしまった程だ(笑)


下は庭の奥
左上はモーティマーサックラー、花の下をくぐり抜けるような誘引をしてみたが
成功したものの花の咲く位置が高すぎて全体の花がよく見えなくなってしまった、来年はやめよう。汗
モーティマーの下は少しだけ開花したアランティッチマーシュ
そしてその下がジュビリーセレブレーション、まだ全然開花してない
右側のコロコロはロイヤルジュビリー
彼のカヲリの庭_c0365716_21114587.jpg

少し離れてみたところ
この時期は早咲きと遅咲きの間くらいの時期でこれから遅咲きが咲いて
さあ良くなるぞ!という時にまた天候が崩れる。大汗
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今回は綺麗だったので二回から撮影してみた
こうやって見るとなかなか面白い
彼のカヲリの庭_c0365716_21114176.jpg

下は出張に行く前
アーチのウィリアムモリスや他の遅咲きは開花前
セプタードアイルもだった、ウィリアムモリスは咲き揃うまで秒読み状態だったので
どうかウィリアムモリスだけでも待っててくれますようにと願って出掛けたが
その後急に晴れて暑い日が続いて日差しに弱いウィリアムモリスの花はもうダメかと思っていたが
なんとウィリアムモリスはちゃんと僕の帰りを待っていたのだった(笑)
彼のカヲリの庭_c0365716_21113530.jpg


南風に弱い庭な上に雨や強い日差しにも弱いバラの多い我が家の薔薇
本来ならこの全景の紹介に遅咲きの頃が加わるはずだったが今年はそれは叶わなかった
しかしそんな我が家でもよく香るのか誘引トラップにかかったマダムが結構居る
それじゃあコガネムシみたいじゃないか。汗
香りに誘われたマダム達が訪問してくれた、我が家は外からでも見えるオープンなシークレットガーデンなので
呼んだ訳ではなくあくまで薔薇に誘引されてきた方々
この時期の午前中は辺りが香りに包まれていることだろう
薔薇が大きくなってきたのでそんな誘引トラップに引っかかる方が多くなってきた気がする(笑)
正直僕は庭には殆ど居ないので香りが高まる最高の時間に見てくださっている方が居るのなら嬉しく思う。
彼のカヲリの庭_c0365716_21112011.jpg

今現在は前庭のパレードが痛めつけられたけど開花しもう少しで終わり頃、ジャスミーナも最盛期を迎えている
その開花が終わり次第前庭の紹介もしたいと思う



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# by tsukiiro2613 | 2016-07-08 21:58 | 2016年の庭

男爵、おヒゲはどうされますか?




今日はやっと今年の一番花の紹介
我が家で一番の早咲きバロンジロードラン

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ジロー男爵は簡単に作った柵に誘引している
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開き始めは真紅、もう少し株が若い時は鮮血のような赤だったが
今は深い渋めの赤になっている
赤いバラと言うのは奥が深く、株が若いうちはチープな赤で咲く事が多いが
株が充実すると魅力的な赤色で咲くようになることも結構有るようだ
男爵、おヒゲはどうされますか?_c0365716_21033823.jpg

少し褪色してきたところ
花弁の先がギザギザになっており白いフチ取りの入る珍しい薔薇だ
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非常に良いサイズの中輪だ、もちろん自分の感覚で
枝と株の様子、葉の大きさ、庭で見た感じの花の大きさのバランスがとても良いバラだと思う
それと良いのはステムが短い事、景観を作りやすい薔薇だと思う
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少し花が開いてきた所
昨年と比べて殆ど大きさは変わってない、昨年ぶっといシュートを抜いだがその後あまり成長しなかった
上部が逆に低くなったくらいだ
ただ枝葉は昨年よりずっと元気になった、しかし花が隠れてしまいがちになった。

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バロンは切り詰めても伸ばしても咲くと思うが誘引する際の枝先を自由にするかビシッととめておくか処理を迷うことがあり
ジロー男爵に聞いてみた
おヒゲはいつものようにクルンとしますか?それともスっと横に?
しかし男爵いわく多少遊ばせるのが今の流行りだそうで多少ふわっとヒゲ(枝先)を遊ばせる事にした(笑)

実際のところふわっとシュラブっぽく枝先を残した部分も有るが
ビシッと括るものに沿って誘引したほうが良かった、遊ばせると花が縦に重なってしまってよく見えない。汗
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段々と咲きそろってきた、天候が悪く右上は強風で吹き飛んでしまった。汗
見えないが柵に隙間があるので柵の向こう側にも花が咲いている、これはどうにも制御できない
壁面誘引の際は隙間が無い方がよいが、我が家では無理なので致し方ない
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まるで音符のように並ぶ花
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良い感じに深い紫色に褪色している
バロンは一輪一輪が強い香りではないが良い香りが備わっている
全体でふわっと香っている感じがする
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花弁の外側がシルバーで内側は鮮明な色合い、この対比がまた良い感じだ
赤いバラと言うのは僕の好きな繊細なとかいう言葉が全く似合わないが
別の魅力を持った一言で言うと格好良い薔薇という感じだ
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葉は明るいグリーンだが昨年まではもっと色が黄緑に近かった
昨年の方が花は見やすかったが今年の方が株は断然元気だ
細長い通路の出窓と出窓の間にこれまた細長い植え込みを作って植栽したのだが
これだけ大きくなるとその植え込みに収まっている訳も無く
通路の砂利と平板の下のただの固い土の方にも根を伸ばしている事に気がついた
そこで砂利を避けて堆肥と肥料を施してみたところ元気になった
男爵、おヒゲはどうされますか?_c0365716_21025118.jpg


今年の開花期は変な天候で風が強い日が非常に多く
バロンの時期は雨を伴った強風が多かったと思ったが
それに負けずここまで開花してきた
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風で葉が多少傷ついたものの今年は全くうどんこ病に悩まされる事もなく
綺麗な葉のまま楽しめた
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この深い紫に褪色するのがとても好きだ
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よしここからラストスパート、満開に!
と思ったところで強風と大雨。涙
花がデロンデロンになってしまった、ここで殆どの花が強制終了させられてしまった
男爵、おヒゲはどうされますか?_c0365716_21022084.jpg

まだ若い花は雨を弾いて美しい
男爵、おヒゲはどうされますか?_c0365716_21020780.jpg

今年は房咲きのステムも結構出たが、実はこれが結構邪魔だった。汗
男爵、おヒゲはどうされますか?_c0365716_21020014.jpg

花の前を垂直に上がる勢いの良い房咲きのステムが花を隠していた
房が開花したのは全体の花が終わったずっと後だった。汗
下はステムの伸びる様子、さすがにサイドシュートのような手前のステムは短く切り取ったが
開花期が合わないのか考えもの、これとは別にベーサルも出ている
(下は開花前の様子)
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全体の開花が終わったかなり後で房が開花するもののすぐに日差しで傷んでしまった
あ~あと思ってみているとミツバチが
こんな八重咲きの薔薇にもミツバチが来るんだと思って暫く見ていた
ちなみに僕は塀の上に立って撮影していた
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不格好に花に潜り込む(笑)
男爵、おヒゲはどうされますか?_c0365716_21014778.jpg

この蜂はマルハナバチかな?
足に花粉の団子をいっぱいに付けて花に潜り込む
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あっちこっちで忙しく花に潜り込んでいた
出てきた瞬間を撮影してやろうと待ち構えていた

お!頭が出てきた
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すごい速さで他の花に飛び移る
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飛び移る、かと思ったら
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直進してきた!
うおっ! 僕は塀の上で仰け反った。大汗
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当の蜂は何事もなかったかのようにブ~ン羽音を立ててと僕の顔の横を通り過ぎていった
そしてチラッと僕を見て鼻で笑っていた・・ような気がする(笑)


今日はバロンジロードランの紹介でした
バロンは途中で強制終了させられてしまったが来年はもう少し大きく誘引できたらと思っている
一番花の頃は天候が安定しないが、今年はこれまでにない酷い天候で
強風に雨、曇天が長く続いたかと思えば強く長い日差しが照り付ける
この時期にこんなに雨が多かったのは初めてのことだ
気温が低く今でも日中数時間以外は肌寒いくらい
とにかく風が強く、薔薇は傷だらけ宿根草は雨の重みと風でグタグタ
これからという時に酷い天候で花がダメになるの繰り返しだったように思う
あまりに酷いのでどう紹介しようか悩んでしまっている
まあ天候だけはなるようにしかならないので今年はこんなもの
薔薇を育て楽しめている事に感謝して記事を続けてゆきたいと思っているので
どうぞこれからの記事にもお付き合い頂けたらと思います。



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# by tsukiiro2613 | 2016-07-06 22:35 | バロンジロードゥラン