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おかわりモリス





先日のウィリアム モリスの記事
思ったよりも多くの人がイングリッシュローズ ウィリアムモリスの事を好きだったり気になっていた事を知って嬉しく思っていたところです
そろそろこのブログも終了、そして庭の新たなシーズンが始まるまであともう少し
この頃のブログの儀式?として僕は撮り貯めた写真をどんどん消しまくる
まだアップしてないものやまだ使いそうな画像は残しておくがそれ以外は毎年全て消してしまう
別のHDDや他の媒体に保存しても良いのだが僕の場合そんな事しても後で見返すような事は絶対にしないのが分かってる
ブログにアップしていつでも以前の記録が見られる上に毎年本物の美しい薔薇を拝んでいるのだからわざわざ画像保管庫を作って見るまでも無いのだ
冬の寂しい時期に前年度の開花を思い出しその事について語るだけ
でも過去の画像を消す事でまた今年精一杯頑張って世話しようと思うことが出来る気がしている


先日モリスの記事の中で自分の好きなモリスの開花を撮影する事が出来なかったと書いたが
画像整理をしている中でそんなモリスの画像が少しだけ出てきたので紹介しておこうと思う

まずは下のモリスの開花
以前冷めたピンクと紹介したモリスの褪色した色合い、そして幾重にも規則正しく重なった美しい花型
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下の画像は冷めたピンクとモリスらしい非常に整ったロゼット咲きを見せてくれている、少し雨で花弁が傷んでいるのが残念
ピントが甘いのでこれはどの道見つかっても使わなかったかも・・でも今使ってしまった。汗
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これもなかなか好みの花だ、奥に一枚目と同じように開花するモリスが写っている
人それぞれ多様な花容を見せるモリスに求める物は違うのだろうが僕はこのグレーがかったピンクと呼べば良いか
冷めたピンクの美しいロゼット咲きをモリスに求めているのだった、もちろんそれ以外も美しい薔薇だけど。

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大きくなる薔薇のわりに夏秋共によく咲くと言うのもモリスの良い点だと思います
モリスは良い薔薇なのに以前から注目度が低かったのが残念だった
しかし人気品種と思っていたシャリファアスマやウィリアムシェイクスピア2000ですら無くなってしまうのだから欲しいけどもう暫く考えてからなんて思っていたらいつの間にか販売終了なんて事もあるかも知れない
毎年新品種が発表販売されているので増え続ける品種数に需要と供給が合わない薔薇は生産しなくなるのは仕方ない事なのだろう
モリスは間違いなく良い薔薇だと僕は思うので手に入れられる方は是非手に入れてください
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満足いく写真では無いけどおかわりモリスの紹介でした。


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by tsukiiro2613 | 2018-03-17 21:45 | ウィリアムモリス | Comments(3)

かけがえのない薔薇

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今日はウィリアム・モリスの紹介
イングリッシュローズで発表は1998年
発表から既に20年、かなりのお気に入り品種なのだが残念ながら最近日本での取り扱いは無くなってしまったらしい

お気に入り品種故に写真が多い、同じような写真も多いのだが記録として載せておきたいのでどうかお付き合い頂けたらと思う
ここで紹介する写真は一番花の開花が進んできた2017年6月20日から7月3日までのものになっている
半月弱の記録だが開花自体は20日前後は楽しめるだろう
写真が多いのでざっと紹介していこうと思う

まずは6月20日
開花が進んできた、咲き始めは花色が濃く初々しい印象のモリス
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6月21日
かなり早咲きのアッシュウェンズデーとのツーショット、アッシュウェンズデーはそろそろ終わりそうだ
どちらかと言うとウィリアムモリスは遅咲きだ、しかし昨年の状態で開花期が被っているのでアッシュウェンズデーが充実してくれば問題なく競演してくれることだろう
どの薔薇にも言えることだが迎えた当初は一瞬で開花が終わってしまっても株が充実すれば自ずと開花期は長くなる


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濃い花色の時は色の出方がアブラハムダービーを思わせる
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6月21日のモリスを引きで見たところ
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6月23日
一日空くとモリスのみならず他のバラの開花もかなり進んできた

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モリスは色が落ち着きゴージャスな咲き方をしている
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花弁に緩くウェーブがかかったアプリコット寄りの花
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6月24日
モリスは徐々に開花が進んでいる、まだアッシュウェンズデーも開花している
実は開ききっているがアッシュは花持ちがとても良い薔薇なので昨シーズンは結構伸びてくれたので
今年はアッシュウェンズデーがスカスカのアーチのメインを飾ることを楽しみにしている
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モリスの紹介は庭の開口部方向から撮影したものしか無いのだが別角度だと写したくない物が写ってしまうので仕方が無い
見えないがもちろんのこと反対側やアーチ上部にも開花している
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アーチの足元には手前からアイリッシュモス、アサギリソウ、右側に行って黄色い小花が見えるがこれは実は
野生のマンネングサで元々庭に雑草のごとく生えていた物(笑)おそらくツルマンネングサ
恐ろしく強健で絶対に無くならないが群生すると結構綺麗なのだった、ここは通る際踏んでしまうが目隠しに使うことにした
ちなみにアーチ右側、マンネングサの向かい側に植栽してあるコモチレンゲも結構強健な多肉でよく増える、これは気に入っているのであちこちで増やしている、レンガがピッタリ届いてない部分などの目隠しにとても重宝する
アーチの足元には白花のゲラニウムがあるがさすがにこれは無茶だった、薔薇に近すぎて施肥で弱らせてしまった事とバラが大きくなり日陰になったのであまり咲かなくなってしまった、救出しようにも移植する場所が無い。汗

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少し日が空いたが6月27日
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ずっと同じような写真になっているが花はずっと同じではない
このくらいの花数でずっと入れ替わり咲いているのである

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6月28日

モリスはいまだ同じような開花を続ける、一斉開花はしなかったものの見頃は結構長かった
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こうして見るととても賑やかに見える庭だが
実際に庭に居るととても静かなものである
ブログには音楽を一緒に載せ楽しんでいる、その時々の気分で聴きたかったものや記事の雰囲気で決めている
自分がその時居る庭は庭や植物そのものから得られる感覚は複雑に感じるかも知れないが実際はとてもシンプルなものである
その時に求める音も壮大な曲や歌詞も必要と感じない、それはとてもシンプルなもの
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6月29日
庭にその日最後の夕日が差し込む
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開花始めはオレンジやアプリコットが強く出ていたが開花後半になるとピンク色が強くなる
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雨が多かったせいなのか外側の花弁が傷んだ写真が多いが開花そのものは魅力的だ
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日の終わりに光で遊ぶモリス
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日が陰り表情も変わる
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6月30日
心なしか前日より開花数が多いように見える
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この日も夕日の撮影
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昨年は一番花のシーズンを通してモリスは傷んだ花が多かったがこの頃が一番綺麗に咲いていたように思う
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開花終盤になると丸っこい花が多くなってくる
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7月1日
雨が降っていた
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モリスの表情はそれまでとは一変する
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開花する花も若干小振りな物が多くなった
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モリスは褪色すると白っぽくなるがこの頃になると開花全体が色が淡くなっている
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7月2日
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モリスは僕は右下のフレームから切れている花のような感じが好きなのだが
いつもは撮影できていたのに昨年は途中で傷んでしまったりでちっともそんな花に巡り会えなかった年だった
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まだこの頃になっても頑張って新たに開花し続けるモリス
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開花途中から株全体としてピンクの方が強くなるものの開花初めにアプリコットを帯びている花は多い
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7月3日
昨年は七月に入ってからの暑さが酷かった
この頃の記録を最後に写真が無いのでおそらくは暑さで強制終了させられてしまったのだろう
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コロコロと丸い開花
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7月5日
すっかり白っぽくなって咲いている
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モリスはティーの強香だったがモリスの香りはタイミングがあわないと感じられない、おそらくティーの香りはあまり感じ取りれない体質なのだろう
香れば甘いティーの香りがとても素晴らしいのだが
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記事を書く度に書いているが僕はウィリアムモリスをとても気に入っている
この先もずっと手放したくない薔薇である
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他にも似たような薔薇は沢山有るとは思う
しかしその似たような薔薇は実際に手元で育てると全く違った個性を持った薔薇だと気が付くことだろう
それぞれに個性が有るものだ、モリスはできれば大きく育てたい薔薇
僕はモリスにほかに代え難い個性を感じている


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by tsukiiro2613 | 2018-03-14 21:04 | ウィリアムモリス | Comments(14)

共演の作り話




最近紹介してきたブルボンのマダムイサークプレール、そしてケンティフォリアのファンタンラトゥール
庭で最高の共演をしてくれる二人、そんな二人の華麗な様子を今回はお届けしたいと思う
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フワッと可憐に咲くファンタンラトゥール
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そしてキリッと美しく咲くマダムイサークプレール
・・・どちらかと言うとマダムイサークが男性的でファンタンラトゥールが女性的な印象を受ける
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作出年はマダムイサークプレールが1881年ファンタンラトゥールが1900年と近い年代に作出されている
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とてもお似合いの二人、我が家の薔薇の中では一番好きなコラボだ
この二つの薔薇も惹かれ合い咲いているようにさえ見える
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どちらも美しい花容を持った薔薇だが色合いもそうだが二種はお互いを引き立てあっている
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どちらかが添え物としてではなくどちらも主役級の美しさで引けを取らず美しいのが僕にはポイントが高い
花経はマダムイサークの方が少しだけ大きいがどちらもほぼ同じくらい、もちろん開花期は一緒
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そしてどちらも強香種だ、強烈に主張するほどの香りではないがとても良い香りが漂う
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マダムイサークを植栽し、暫くマダムイサークを守り開花を見ることを目的としてきたが
ファンタンラトゥールも引けを取らず素晴らしい薔薇で尚且つこの二人がコラボした姿はとても美しい
いつしかこの二種が一緒に咲く事が楽しみになってきていた
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昨年はある程度満足の行く競演を見せてくれた二つの薔薇だが
今度はファンタンラトゥールがもう少し大きく育ってくれると嬉しい
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マダムイサークは毎年良い成長を見せる樹勢の強い薔薇だがファンタンラトゥールは植栽位置のせいもあると思うが
どちらかと言うと思ったほど樹勢の強い薔薇ではない、ゆっくりと伸びてきている
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マダムイサークプレールとファンタンラトゥールの二種は昨年の開花の中で一番撮影枚数の多かった薔薇だ
それ故にこのコラボ写真も別紹介としたのだがよく見てみると殆ど同じような写真ばかりだった(笑)
撮影位置が限られるので仕方のない事だが違う日に撮影しても同じような写真ばかり撮影しているのが笑えてしまう
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この二種の出現は僕のオールドローズの捉え方に大きな影響をもたらした
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互いに惹かれあうようにも見える二人の薔薇
しかし残念ながら二人の愛は許されざるものだった、そうマダムイサークプレールは名前の通りイサークプレール婦人
そしてファンタンラトゥールは既婚者、二人は共に家庭の有る身だったのだ
しかし愛は障害が有れば有る程に燃え上がる、二人の共演は年を追うごとにその愛を深めていったのだった
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まあ不倫で愛を深めたと言ってもあまり美しく感じないのでそんな話は良いとして
こんな話はどうだろう

アンリファンタンラトゥールは1836年に生まれ1904年に亡くなっている


一方マダムイサークプレールは名前の通りイサークプレール婦人でありイサークプレール氏が起業家であり政治家と功績を残した人物である
マダムイサークプレールはその妻という位置付けでそれ以上の情報は無い


しかしこの肖像画は1859年に描かれたもの、よく見ると実は二人は同じ時代を生きているのである
マダムイサークプレールは情報が無いのでいつ生まれていつ亡くなったのか生前の事は知る由もない
しかしこの肖像を見る限りでは30代~40代くらいだろうか、とこんな大まかに世代を括ると女性に激怒されそうだが
実際この肖像画を見てもそのくらかな~という想像しかできない、もしかしてとても老けた10代かもしれないし若く見える50代かも知れない
画家の描き方が綺麗に若く描く人だったり本人の要望が有れば見せ方は変わってしまう事だろう
一応予想は30歳くらいだとしよう、このマダムイサークプレールの肖像は1859年に描かれているものだ
この時マダムが30歳だとすると生まれたのは1829年という事になる、ファンタンラトゥールが生まれたのは1836年
その差7歳。
ファンタンラトゥールも結婚しているがよく見てみると結婚したのは40歳の事だった
それを踏まえてこう考えてみるのはどうだろう、二人は若かりし頃知り合っていた、いや互いに惹かれ合う仲だった
ファンタンラトゥールが19歳の頃彼女は26歳、1855年美しい絵を描くアンリファンタンラトゥールを偶然見かけたマダムイサークプレール(以下 彼女)、売れない画家だったが美しい絵を描く才能あふれ端正な顔立ちの彼に彼女は多少の年の差は有ったもののすぐに夢中になった
彼もすぐに美しく飾らない彼女を気に入り愛を深めていった、そして二人が結婚を考えるようになるまでそう長くはかからなかった若い二人は出会いが運命だと信じていたから
しかし当時売れない画家だったファンタンラトゥールは到底彼女を幸せに出来るような暮らしはしていなかった
彼女の家は地元では有名な起業家の一人娘で裕福だった、一代で会社と富を築き上げた父は当然のように富の有る男性と結ばれる事を望んでいた
貧乏画家が認められるはずもなくファンタンラトゥールとの交際を知り父親は激怒
逢う事を認められなかったがそれにより更に二人の恋は燃え上がり駈落ちを考える
二人にとってこの恋は一生に一度の恋だと思っていた、そして遂に駆け落ちを決行する
しかし宛のない彼らを見つけることは容易く敢なく駆け落ちは失敗に終わり彼女は家に連れ戻される
その後彼女は籠の鳥となり、部屋から出られない彼女は窓から外を眺める毎日
彼は何度も彼女の邸宅の前に足を運んだが会うことは絶対に許されず窓ガラス越しに二人は見つめ合うだけだった
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有望な男性との結婚を望んでいた彼女の父親、早く火遊びはやめさせたかったが失意の彼女を見てこのままではまた問題が起こるのではと策を練る、何とかして二人の仲を引き裂こうと考えていた所1857年丁度イサークプレール氏を結婚相手にと紹介される
父親は彼女に有無を言わせずイサークプレール氏と婚約させた、イサークプレール氏は1806年生まれで当時51歳だったが既に成功を手にしていた彼は父親には申し分ない結婚相手だった(ちなみに当時彼女は28歳)
無理矢理結婚させられた彼女は幾夜も泣き明かしたが優しく包容力の有るイサークプレール氏に次第に心を開き愛するようになった
結婚当初のストレスと出産でちょっと太ってしまったが結婚の二年後に描かれたのが上で紹介した当時30歳のマダムイサークプレールの肖像画だった
自分の肖像画を描く画家の前で彼女は彼のことを思い出さずには居られなかった、しかし子供を儲け幸せな暮らしをしている今を壊す事は考えられず、彼は次第に思い出の人に変わっていったのだった
一方彼女を失ったファンタンラトゥールはずっと彼女の事を忘れてはいなかった
彼女が結婚してしまったのは彼が21歳の頃、彼にとって彼女は人生の全てになっていた
そうして20年近く一日たりとも彼女のことを忘れなかった彼、そう ずっと彼女を待ち続けていたのだった
40歳を前に1876年画家仲間だったヴィクトリアと出会い結婚する事になる
しかし二人は生涯お互いの事を忘れることは無かったという

そしてそんな二人が今、時を越えて我が家の庭で再び出会うことが出来たのだった
いまは互いが惹かれ合うような美しい共演を見せてくれている

※注 ありがちな話をこじつけたフィクションです(笑)



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by tsukiiro2613 | 2018-02-24 21:15 | Comments(8)

アンリ・ファンタン ラトゥール


ファンタン ラトゥール ケンティフォリア系のオールドローズで作出は1900年
そしてこの名前は薔薇の画家と言っても良いくらい薔薇の絵を多く描き残したアンリ・ファンタン ラトゥール(1836-1904)という画家の名前だ
非常に魅力的な絵画でオールドローズらしさがよく出ている作品が多くバラ好きなら一枚欲しい所だが
彼の絵は現在一枚250万ドルくらいするらしく(Wiki調べ)一般人が簡単に手に入れられるような代物ではない(笑)


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さて薔薇の方のファンタン・ラトゥールの紹介をしよう


透き通るようなソフトピンクと姫野さんの説明があったがまさにその通りの色合い
暖色系の色合いを含まないほんの少しライラックを帯びるピンクが好印象だ
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一季咲きなので花付きは良い
枝葉と花のバランスが良くステムも短め、作出年が新しいせいか葉はほんの少しだけ照りがある
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ケンティフォリアはそれ程伸びない薔薇が多いようだがこのファンタンラトゥールは同じ系統としてはつるバラとして利用されるよく伸びる薔薇
我が家ではまだ小さいがこの場所では他に返り咲き品種を二回植えているがどちらもダメだった、三度目の正直でファンタンラトゥールを植栽した、ファンタンラトゥールは年を追うごとにゆっくりながらも成長してくれているのが嬉しい
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植栽場所は先日紹介したディープピンクと紫を合わせたような色合いのマダムイサークの右下の淡いピンク色の薔薇
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ご覧のようにまだ満足いく伸びではないが今年は見事にマダムイサークと競演を果たしている
よく見ると頼りないが枝のアーチの途中までシュートを這わせている、もう少しでモリスと手を繋ぐことが出来る
まあモリスとだと色合い的には微妙だが・・
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さて開花が進んできた
以前よりもずっと充実した花を咲かせるようになったファンタンラトゥール
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前回ファンタンラトゥールを紹介した時は天上の薔薇と題した,この世のものと思えない程せんさいで美しい薔薇だと思ったからだ
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我が家での生育はゆっくりなものの迎えて三年目の昨年
この薔薇は迎えた年の花を見てすぐに魅了され大のお気に入りになった
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そんな天上の薔薇の開花をゆっくりご覧いただけたらと思う

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楽しんで頂けたでしょうか?

最後は開花終わり頃のファンタンラトゥール
株の下の方は終わり頃に開花した

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1904年に亡くなったアンリ・ファンタン ラトゥールだが
この薔薇のファンタンラトゥールの作出は1900年となっている、生前彼がこの薔薇を見ていたか気になるところだが
実はこの薔薇は名無しのケンティフォリアローズをグラハムトーマスが薔薇を描いた画家ファンタンラトゥールの名を付けたのだそうだ
ファンタンラトゥールの生きた時代はオールドローズの円熟期といえば良いだろうか
丁度オールドローズが円熟を迎えモダンローズが生まれ流行りだした頃のバラの濃い時代だ
僕の庭もオールドはそこそこ有るが植栽しているのはこの時代のオールドローズが殆どだ、どうりでファンタンラトゥールの描く薔薇が魅力的に感じるわけだ
では250万ドルで一枚購入、とはならない
ファンタンラトゥールの描く薔薇は素晴らしいがやはり五感で美しさを堪能出来る本物の薔薇が一番の芸術作品だと僕は思う。

・・・ちなみに負け惜しみではない。(笑)





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by tsukiiro2613 | 2018-02-17 21:07 | ファンタンラトゥール | Comments(4)

気になる存在


今日はマダム イサーク プレールの紹介
ブルボンのオールドローズで1881年の薔薇
薔薇を多少知っている方はアレ?1867年以降に作出された薔薇はモダンローズのはずなのに?と思うかも知れないが
ハイブリッドティーローズ誕生以降でもオールドの同系統の交配はそのままオールドローズと呼ばれている
どのみち2018年を生きる僕からすれば130年以上も前の薔薇は相当古いバラに違いないのだけど(笑)
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さてマダムイサークプレール、このブログをよく見てくださっている方は何処に植栽してあるか判るかもしれないが
景観のメインの部分、上の写真で枕木の入口左上の濃いピンク色に見える薔薇がマダムイサーク
この時期は超早咲きと呼んでいるかなり早くから咲くバラが満開で他の薔薇の開花はこれからなのだが景観的に見るとこのくらいが全体に開花が見られるので全景としてはこの庭の見頃なんだと思った
僕としてはレディオブシャーロットがガンと沢山咲いてくれると嬉しいのだが、栽培技術のせいか溢れるほどには咲かず
残念ながらそれなりに咲き揃うのは花持ちの問題もあり一瞬の事
庭の同じ区画で花期が全くズレてしまうのはちょっと辛い、しかし全て一緒に咲いてほぼ同時に終わってしまうのも寂しいだろう
他のバラが殆ど咲いてないのに早く見頃を迎えたり、殆ど開花が終わってから見頃を迎えるような品種だとちょっと辛い
薔薇の見頃が一ヶ月も二ヶ月も続くのなら問題は無い、開花期はそれなりに長くても見頃となると本当に短いものだ



さて写真のマダムイサークプレールの開花はまだまだこれから言うところ
毎年ベーサルシュートを発生させる薔薇だがここまで北海道で伸ばすには古枝を使わなければ難しい
太い主幹から出る細いシュートに咲きそうな気配を感じたので使うことにした、一昨年冬囲いの方法を変えたことも有ってやっと夢にまで見たイサークを大きく伸ばして咲かせるという事に成功した
この薔薇を大きく咲かせるのは北海道のような厳寒地では結構難しいと僕は思う。

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この薔薇実は昨年この場所で5年目、夏にH・Cで見つけた薔薇なのでその年は殆ど伸びなかったが
それでもまる四年以上は経過している、長かった・・・

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上部は古いシュートなので一輪咲きが多いが下部は新しいシュートなので房で蕾が出ている



この薔薇は色々な意味で魅力的な薔薇だと僕は思う
手放しで綺麗に育たないが弱いわけでもない
樹勢は有るが病気になる、シーズン中はうどんこ病と戦い、新たに出たシュートは厳しい冬を越せるのか心配になる
凍害に関しては札幌で育てるにはちょっと低いが全く育てられないわけではない
何が言いたいのかと言うとそれなりに手をかける事でそれに応えるように育つバラだという事
バラ栽培者の心をくすぐるある意味バランスの良い品種だと思う
バラの栽培者の心理は難しいもので手放しで勝手に育てばあまり気に掛けないバラになってしまう、弱すぎると栽培意欲を失ってしまう、その点でこの薔薇のバランスは良いと思う
ただ前述のとおり毎年凍害が出てシュートを失い切ない思いをしてきた、一昨年の冬囲いの方法を変更した事で凍害は回避出来た

この薔薇は強健ではあるものの手を掛けなければ上手く育たないので毎年気になってしょうがない薔薇なのだ、どんな時期でもこのバラのことを気にしている自分が居る
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もちろん気になっているのは性質のせいだけではない
このディープピンクと紫を混ぜたような独特の色合いと端正な容姿
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この薔薇は販売店の写真を見ると酷く崩れたような花ばかりが載せてあるので首を傾げるが
非常に整った魅力的な花を咲かせる、そして香りも良い
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花だけ見るとほぼ今のモダンシュラブと同じように感じる
しかしこの色合いにして全く嫌味が無いのが素晴らしい、これは写真では伝わらないかも知れないが
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多すぎず少な過ぎない花弁、外側の花弁を大きく反らせ優雅に咲く

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花弁の繊細さを感じるような色合いではないが分厚い印象も受けない
香りは有るが花弁は雨や日差しでも傷みにくいのも良い




開花が進んできた
オールドと言えどもやはり枝葉や蕾の愛らしさは古いオールドの系統の魅力には敵わない
明るめのグリーンでマットな大きめの葉を持ち好印象だがシュートはわりと無骨な伸び方をする

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他のバラと比べても判るようにオールドとしては大輪だ
開き始めは中輪サイズだが大きく開く、ただしイングリッシュなどに比べると中輪サイズだろう
ルイーズオディエなんかと比べると花経は大きいが大きくなり過ぎず枝葉とのバランスが良いのも気に入っている
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少しずつ開花を終わらせながら佳境に入る
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退色し色が淡くなりくすんだピンク色に
花弁を反り返らせるがただ反り返れば良いというものでもない、その点でイサークはとても品の良い咲き方をする
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おそらく下の写真くらいが満開だろう
右下にこれから期待のファンタンラトゥールも写っているがイサークとファンタンラトゥール
どちらもやはりオールド、ステムが短く構造物を覆うバラとしてはとても扱いやすく綺麗に見える
こういうのを見てしまうとステムの長いバラは使い勝手が悪く思えてしまうのだった・・・
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バラの専門家は初めて雑種で作られたブルボンやノワゼットが誕生した1800年こそがモダンローズ誕生と呼ぶべきと言ったらしいが
四季咲きのハイブリッドティーの登場は当時としてはやはり衝撃的だったのだろう
イサークなど伸びるバラは現在でも返り咲きであり、ブルボン系自体四季咲き性が弱かったことから時代とともに栽培数を減らしていったようだ
ちなみにイサークは我が家では夏と秋に少し返り咲く

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2017お気に入りフォトでも使った写真
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何故だかファンタンラトゥールの花殻を握り締めたまま撮影(笑)
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昨年は予定の大きさまで育って上手く咲いてくれたイサークだが
シュートを這わせている枝が庭に面した道路と水平に向いているのだが庭の開口部から見ると少し左を向いているようになっている
沢山咲いているのにシャーロットが邪魔して上手く撮影出来ないのだった
今年は可能な限り撮影している方に向けてみようかと思っている
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毎年気になる存在のマダムイサークプレール、とても気に入っている品種だ
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今年もどうかこの素晴らしい開花が見られますように、問題はシュートが凍害に遭わずに残っているかどうか
結果は春に。


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by tsukiiro2613 | 2018-02-12 21:33 | マダムイサークプレール | Comments(8)

Young Lycidas 2017




今回は予告どおりこの薔薇を紹介したいと思う
2008年に発表されたER ヤングリシダス

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ERとしては、いや薔薇の中でもちょっと変わった色合いを持つヤングリシダス
赤紫で中心は赤が濃い、外側の花弁は白っぽく掠れたような色合いになる
表現は良くないが外側の花弁は色落ちしたジーンズのように色が掠れているのだ



以前から紹介しているがあまり大きくならない
自分の記憶からすると昨年とほぼ変わってない
しかし毎年少しずつでもシュートが増えているので花数も自ずと増えているようだ
伸ばせばそれなりに伸びる分類だと思ったが90cm~120cmになると記載されている情報が合っているように思う
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アブラハムとかなり株の大きさが違うがヤングリシダスの植栽場所はあまり良くないので
ここでこれだけ咲いてくれれば僕としては十分満足だ
以前ふて寝するバラと紹介したがステムが細く柔らかいのでヤングリシダスは俯いて咲く
オベリスクなどを使用したほうが良いバラだろう、我が家では塀の笠の部分にもたれて頬杖でも付いているかのように居るのだ
その姿がまるでふて寝しているように見えたのでそう紹介した

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昨年はそれ程塀の上で寝ているようなヤングリシダスは無かったがやはり俯いて咲く
見えないがこれでも枝を支柱にして支えている

ただこの植栽場所は家の壁面に当たったか風が強く吹き抜ける場所だ
毎年ヤングリシダスは強風に耐えているのだが昨年も例外なく風が吹き付け下の写真では
向かって右側に風に押し付けられて寄ってしまっている

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葉は葉脈がくっきりと浮き出て丸まって縮れたようになる、あまり綺麗とは言えないが独特の葉を持つ

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この薔薇はうっとりするような素晴らしい香りが備わっている

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誰もが一番最初に迎える薔薇では無いのかも知れないが満足度は高い薔薇であると思う

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夏も秋もそこそこ返り咲いてくれる、ただここでは夏に見ていると秋に花を見れない事が多い

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独特の色合いと素晴らしい香り、耐病性もわりと高い方がだろう

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ただネットでの紹介を見ていると伸びないのは我が家だけではないように見える

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開花が進むと全体の色が淡くなり散ってゆく

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雨でしっとり美しく

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記事をご覧くださり有難うございました
二月に入り立春を迎え二月もあと20日を切った
今年は例年に無い寒さに大変な思いをされている方が数多く居ることだろう
特に異例の大雪の被害には心が痛む、今年は暖かい地方でも雪は全く珍しいものではなかった事だろう
ここ札幌では二月前半は雪は少なかったものの連日氷点下10度を下回る酷く冷え込む日が続いていた
元々寒いので驚く程の寒さではないが植物の傷みが心配だった、今シーズンは一月半ばを過ぎるまで長いこと積雪が少なかったが
大寒を迎える頃にやっと冬囲いがすっぽりと埋まりやっと安心出来るようになった
昨日は久しぶりに暖気がやってきて雨を降らせた、しかしこれが来ると必ずその後は冷え込んで天候が荒れる
これを繰り返しながら少しずつ暖かくなり本当の春がやってくる
あともう少し





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by tsukiiro2613 | 2018-02-11 08:16 | ヤングリシダス | Comments(0)

イングリッシュのようなフレンチローズ





ソニア・リキエル 1995年に作出されたギヨーの薔薇
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フレンチローズだがどことなくイングリッシュローズっぽい淑やかさも有る薔薇で見るなり心を奪われた
それもそのはず交配にはイングリッシュローズが使われている

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この薔薇の交配はちょっと複雑でバラの家の情報によると

(Yellow Cushion × Aloha) × [(Chaucer × Aloha) × (Iceberg × 実生)] 

となっている
Aloha×Yellow Cushion ん?何処かで見た交配パターンなような?と思ったらアブラハムダービーの交配と一緒である
ただ左右名前が逆に記載されているので雄蕊と雌蕊が逆に交配されているのだろう
ソニアはイエロークッション×アロハを交配した個体の雌蕊に
イングリッシュのチョーサー×アロハ そして アイスバーグ×実生を掛け合わせた個体の雄蕊を使って交配が行われている
ちょっとややこしいが容姿がイングリッシュのようだとしても頷ける交配である、どうりで欲しくなったわけだ(笑)
ちなみにシュートはモダンローズらしい大きく規則正しい刺が沢山付いている

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アブラハムダービー同様強香種で必ずよく香る薔薇だ
それに花容もとても美しい

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雨に濡れるソニア
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強香種なので雨で傷む事は有るが俯いて咲く事が多いので外側の花弁が傷む程度でボーリングしてしまうことは無い
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花弁の奥に忍ばせたアプリコットが複雑な交配を思わせるがそれが後で良い効果が出てくる
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アブラハムの記事の時に書いたが玄関から出るとアブラハムが香り
そこから曲がるとソニアが香るその時期はここを通るのがとても幸せだ
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花付き良く樹勢も良い、耐病性は普通だが気になった時に散布する程度で問題ない
ハーディネスゾーンは6bで当地で長く伸ばす場合には倒して雪の中に埋めるなど防寒が必要

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下の画像は全景
バロンジロードランとマダムルグラドサンジェルマンは早咲きなので終わり気味だが
ソニアは早咲きと遅咲きの中間辺りに開花する
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昨年はバロンが鉄砲虫の被害に遭い多くのシュートを失ったので本来ならもう少し小さく収めるはずのソニアを無理に広く誘引した
元々ステムの長いソニアだが太いシュートと細めのシュートを縦横混ぜて使わざるを得なかった
その為に短めのステムと突き出したステムが入り混じって乱れてしまった
ソニアはシュラブだがショートクライマー程度の伸び方で伸びるには伸びるが急に誘引する範囲が増えたのは予定外だった
この薔薇は自立させても使えるのだろうがシュートが柔らかいのでオベリスクやトレリスなどに這わせて使うのに向いているだろう

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ソニアの良いところは花の中心がアプリコットで外側の花弁がピンク色に色付くところだろうか
特に開花終わり頃にこの現象が多く出るがこの色分けが絶妙である
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すべての花にこの色分けの現象が起こるわけではないがソニアの一つの特徴だろう
咲いた花は白っぽく褪色して終わる
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香りは少しアブラハムと似た強いフルーツ香
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華やかさとイングリッシュのような淑やかさを兼ね備えた香り高きソニアリキエル
今年の開花も楽しみな品種


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by tsukiiro2613 | 2018-01-30 14:58 | ソニアリキエル | Comments(10)

優雅な開花





今日の紹介はア シュロップシャー ラド,1996年作出のイングリッシュローズ
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咲き始めは濃い目のアプリコットピンクだが1番外側の花弁が反り返り始めると
ソフトなピーチがかったピンクと言われる温かみのある優しいピンク色になる
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この薔薇は以外にもヘリテージと実生の薔薇を交配させて誕生した薔薇だがヘリテージには似てもにつかない
どちらかというと実生のDA氏所有の薔薇の方の血を色濃く受け継いでいるのではないだろうか
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大きな照り葉と赤みの有るステム、そして優雅に開く大輪の花



植栽位置は庭の外側から見るとルイーズオディエの左隣
しかしシュートを引っ張って顔を出しているだけで植栽位置はもっと奥だ
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この薔薇は実にもう写真の状態でもう7年目になるようだ今年で8年目、ER特有?の生育不良を感じ途中この場所に移植している
途中もう無理かもしれないと思い目立たない場所に追いやってしまった
そんなわけで年数だけが経過してきたラドだったが僕の気が短かったのかその後は年々少しずつ株を太らせ、迎えた当初は本来の花も咲かずガッカリしていたがここ数年は望んだ通りの美しい開花を拝ませてくれている
初めて本来の開花を見せたときは嬉しすぎて暫くラドの前から離れられない程感動した

酷い場所に植えたはずだったが年々シュートの勢いを増し次のシーズンはもっと目立たせて使えそうな気がしている
変な場所に植栽してから樹勢が付いてきてやっと強健種と呼ばれるのも頷ける成長を見せてくるようになったのだった。汗
ただしここまでくるのに7年・・・長かった。。



シュートを引っ張り出した部分しか写真では花は見えておらず一昨年とあまり変わってないように見えるが実は奥で結構咲いている

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樹勢が付いてからは本来の花が咲くようになり毎年目を奪われる程の美しさで咲く
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この薔薇は結構な大輪だがそれに見合った優雅な花容と枝葉で嫌な感じがせずとても美しい
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ERにはアプリコットとピンクが混ざり合うようなこの手の色合いの薔薇が非常に多い
一見似ているように見えるがどれも実は個性的で目の当たりにするとどの薔薇もそれぞれの別の魅力を感じる
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強香種との記載が有るが我が家ではほんのり香る程度だったと思う
この薔薇は咲くまでに時間のかかる薔薇な上にあまり返り咲かない、しかし昨年は樹勢が付いてきたのか秋にも結構沢山の蕾をつけてくれた
しかし開花に時間が掛かるので寒さで開けない蕾も多かった。汗
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この薔薇は大きく花弁を反り返させ美しく開いた瞬間に僕は1番美しさを感じるバラだ、ちなみに開き加減の頃はあまり好みではないので写真が極端に少ない。汗
開花が始まってからは数日経過していても僕がラドの開花で一番美しく感じる開ききった状態から花の命が尽きるまでとても早いので花持ちが悪いように感じてしまう
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その開花で精一杯花弁を開き一番美しい姿を見せたら潔くバサっと散る感じ(笑)
褪色し花弁を一杯に広げた姿は本当に美しい、しかし昨年はその瞬間を写真には残せなかったのが残念だ
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今年は景観の中にもう少し登場してくれると期待しているラド
初期生育が悪く諦めかけて良くない場所に植栽してしまったが元々は気に入って迎えた品種
今は迎えた当時の期待に応える本来の姿を見せるようになりまたお気に入りの薔薇になった
今年の開花も楽しみにしている




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by tsukiiro2613 | 2018-01-24 21:09 | アシュロップシャイアラド | Comments(4)

強香




今日紹介するのは1985年に作出されたイングリッシュローズの名花アブラハム・ダービー
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この薔薇をブログで初めて紹介したのは2013年の事
当時は紹介するパーゴラの支柱の足元で咲いていた、しかし今となってはかなり大きな薔薇になった
ちなみに2013年のアブラハムはこちら↓
今見ると確かによく咲く薔薇だが花もちは悪くないけどちょっと大げさだったように思う




そして今のアブラハム
パーゴラ手前の1番左に植栽されているのがアブラハム
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開き始めはオレンジ寄りのアプリコット
上部のステムは元気が良く少し全体と離れた印象になってしまった
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アプリコット色が強かったアブラハムは褪色するとピンク色になってくる
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パーゴラ手前左からアブラハム、ジャスミーナ、ヴァリエガタディボローニャと続く
ちなみにアブラハムの足元に見えるマゼンタピンクのような薔薇はヤングリシダス
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アブラハムとジャスミーナ、ヴァリエガタディボローニャとの間にM字に空間が有るがシュートが足りないわけではなく
パーゴラの下にも色々植栽しているのでパーゴラの通り抜けの開口部の他にも採光の為に空けているのだ(笑)




このアブラハムダービーはとても強いフルーツ香を有した薔薇だ
パーゴラの右奥に我が家の玄関が有るのだが玄関を出るとアブラハムの香りがフワっと香ってくる程
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このパーゴラに植栽している薔薇は殆ど芳香品種だがアブラハムの香りが強すぎて全てかき消されてしまう
なんだか臭いみたいな書き方になってしまったが強くて困る事はない、とても良い香りでウットリする
アブラハムが終わってからはジャスミーナが咲くのでこの頃には林檎の香りがフワッと香る
玄関を出てアブラハムが香って曲がると出窓の間の植え込みのソニアリキエルが香る
それぞれの開花と香りを堪能しながら主庭へ入るというのが開花期のパターン(笑)
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雨に濡れるアブラハム
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僕はアンブリッジとかグレイスそしてアブラハムと花色の少し似ているこの薔薇たちに共通している事がある、前に記事でも書いたが褪色した様子を見るのが特にすきだ
しかしアブラハムの開花で1番魅力的なのはきっとこのアプリコットとピンクが交じり合いながら咲く姿だろう
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ブログを初めて暫くの間、薔薇はカチっとキリッと咲いた姿を撮影するのが好きだったが
今では褪色しきって散る様なんかもとても自然でその時のシーンがおもい浮かぶので好んで撮影するようになってきた
上の写真では散った花弁が一枚乗っている事で開花期の雰囲気の事をよく思い起こせる


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やはりステムは長めだが酷く長くは無い、ウィリアムモリスと同じくらいだろうか
・・ウィリアムモリスはアブラハムの子なので似てるのは当たり前か



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花弁の外側がアプリコットで内側がピンクのリバーシブル、美しい花型
そしてそれに相応しい香り
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この薔薇を迎えるまでにはちょっとした経緯がある
一度目はアブラハムのタグが付いたH・Cの鉢苗を購入したのに咲いたのはクレアオースチンだった
二度目はストロベリーヒルを頼んだのに届いたのはジェントルハーマイオニーだった(笑)
ちなみにハーマイオニーはその時既に所有していたので咲く前から判ってしまった
それもそのはずハーマイオニーのわりとマットな葉とストロベリーヒルの照り照りツヤツヤの葉は全く違うのだから
ストロベリーヒルはその当時、その年のうちに絶対に植栽したかったので園芸店で見つけて買いそびれないよう自分で連れ帰った
その後ストロベリーヒルを頼んだショップで代替えを送ってくれるとのことだったのでその時にアブラハムを頼んだのだった
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きっとアブラハムとよく比べられるのはきっとエヴリンだろう、株の大きさと色合いがよく似ている
どちらも強香種という事で迷う所
アブラハムは両親がモダンローズで葉もモダン色が強いが一方エヴリンはグラハムとタモラとER同士の交配になっている
若干アブラハムの方が耐病性が強そうだがエヴリンを所有してない僕にはそれは想像でしかない
ちなみに僕は花容がアブラハムの方が好みだったので選んだ、ただエヴリンは生産中止とのことでとても残念だ

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写真ではとても大きく見えるアブラハムダービーだが長さは有るがそれ程シュートはボーボーではなくスッキリしている
最近村田氏の本を読んでいて納得したが、どんなに枝を茂らせて誘引時に残しても結局花の数は日差しで決まるので
シュートを沢山使ったからと言って沢山咲くわけではない、それぞれが邪魔して日陰になってしまえば花が減ってしまう
蕾を付けるには日差しが必要なので誘引する時は大中小輪それぞれのステムの長さとシュートの間隔などには気をつけたほうが良いのだろう


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アブラハムの開花の終わり頃、上部で長いステムを伸ばしていた物がやっと開花した
その花はゆるいウェーブが入っていてそれまでのアブラハムとは違っていた
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まるでジェネラシオンジャルダンの色違いのように咲いていた
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この玄関側のパーゴラは色が合わないなどの理由で主庭に使えなかったけど育ててみたかった品種が殆ど
全く統一性の無いパーゴラになっている、更に開花期もズレズレ(笑)
アブラハムは色が定まらない事やモダンの雰囲気が強いので少し戸惑ったが育てていけば行く程に良い薔薇だな~と思うのだった
今年の開花でこの薔薇に会えるのを楽しみにしている。





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by tsukiiro2613 | 2018-01-20 12:34 | アブラハムダービー | Comments(6)

雪のように咲く




今日はマダム ルグラ ド サンジェルマンの紹介
アルバのオールドローズだがアルバとしては比較的新しく1848年以前の作出となっている
原種の自然交雑で生まれそれを元に交配が進んだ系統
アルバローズは文字通り白の意味だが白いバラがはじまりでアルバになったようだ、よって古い品種には白しかない
有名なアルバマキシマは1500年以前に発見されたとされているが1800年代になるとピンク色の品種も多く見られる
アルバは青みのある葉が特徴で古い品種になるとより青みが強く美しい葉を持っている
今回紹介するマダムルグラドサンジェルマンや有名なマダムプランティエ、フェリシテパルマンティエはアルバとしては新しい品種で青みは確認出来るものの明るいグリーンの方が強い印象を受ける
アルバマキシマやセミプレナはとても美しい青い葉を持つがセレスティアルなんかは青みの有るエメラルドグリーンの葉を持ち
雨に濡れ無数の細かい雨粒を乗せた葉は息を呑む美しさだった、以前庭木のようなバラと言っていた人も居たが確かに交配のすすんだ園芸品種とはまた異なった自然な美しさを持ったバラなのかも知れない

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さて今回で二度目の紹介になるマダムルグラドサンジェルマン
バロンジロードランとソニアリキエルを植栽している場所に後から仲間入りした
1番みぎでギューッと押し潰されているようになっているが(汗)今後仕立ては変えてゆく予定
バロンの鉄砲虫事件でソニアの誘引が変わってしまい開花が微妙だがそれは後に紹介するとして
ゆくゆくは男爵とマダムルグラドサンジェルマンが上部で繋がるのを目指している
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僕は昔一季咲きオールドローズは花が小さいものだとばかり思っていたがそれはただの先入観に過ぎなかった
オールドローズは株が充実しなければチンチクリンの花を付ける事が多く、株の充実と共に花付きと花の型が良くなっていく傾向にある
モダンのように良い型の花がすぐに咲く事はあまり無い、ゆっくり木を成熟させて行くのを楽しむのもオールドの魅力なのだろう

ピンクのソニアリキエルと比べて小さいがさほど大きな差を感じないくらいの大きさは有る
7~8cm程度だろうか、マダムプランティエよりも少し大きいと思う
ただソニアと比べてしまうと花の重厚感ではかなり違いがある
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開きかけ状態では非常に細く小さい
繊細な花弁故かそれが大きく広がりあれほどまでに広がるのだから面白い

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この状態がとても好きでフォルダにはマダムルグラドサンジェルマンのこの開きかけの写真が沢山残っていた
下の写真なんかとてもドラマチックに感じる、振り向きざまに相手をしっかり見つめる女優、みたいな
。。。ええ、頭は大丈夫です。汗
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何度も何度も撮る
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柔らかく解ける花弁
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明日にはどのくらい開いているだろうと思いながら
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そんな写真が山ほど有ったのだがこの辺で(笑)
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古いオールドは葉が美しく花弁が精細なのが特徴だが忘れてはいけないのはやはり飾り萼の愛らしさ
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ステムは短いが針のように細いので俯きながら咲く
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ソニアとの競演・・・恥ずかしいのか埋もれてしまっている
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どれどれこっちを見てごらん
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う~んやっぱりモダンはゴージャスだ(笑)
一気にソニアが主役になってしまった
マダムルグラドサンジェルマンには香りが備わっているのだがソニアの香りが強すぎて印象が薄くなっている
とても優しい香りだったと思ったが今年はもっとよく確認してみる事にしよう


小さく細い蕾はひらひらと開きロゼット咲きに
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下の写真では蕾から全開になるまでがよく判る
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マダムプランティエのように全てにグリーンアイは出現しないが
グリーンアイの出現する花も結構咲く
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プランティエもとても魅力的で迷ったが両者の大きな違いは樹高だろう
プランティエは誘引するとかなり大きくなる薔薇だがマダムルグラはそこそこの成長、とは言うものの小さな薔薇ではない
自然樹形と誘引するのでは大きさに差が出るのでどのくらいとは言えないが僕の理想では2.5mくらい伸びてくれたら良い
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グリーンではなく少し黄色がかったグリーンアイが出ることも多い
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ヒラッヒラの薄い花弁
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環境の変化ですぐにダメになってしまいそうだが外側の花弁は傷む事は有るものの
思ったよりも最後までしっかり咲いてくれる
下の写真は咲ききって散りゆく様、花弁が落ちる姿はまるで雪が舞い落ちるかのごとく
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飾り萼から始まり細長い蕾からグリーンアイが出たりボタンアイになっている花も有る
ロゼットからヒラヒラのポンポンになったりとても表情豊かな薔薇で今ではとても気に入っている薔薇だ
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今年の開花もとても楽しみにしている薔薇
あ、そうそうこの薔薇は刺が全くない薔薇なんです(今更)迷っている方は是非!

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by tsukiiro2613 | 2018-01-17 21:24 | マダムルグラドサンジェルマン | Comments(6)